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「スルギ？どうしたの？」
SG「んー？昔のこと思い出してた。オーディションとか、Aが入ってきた時とか」
「あはは、懐かしいね」
あの頃より遥かに纏う雰囲気も顔立ちも大人になって、色っぽさがある。それが美人にも拍車をかけている。
こんな美人が街を歩いてたら私なら絶対スカウトする。
SG「日本に帰ってたんでしょ？」
「うんそうだよ」
SG「スカウトされなかったの？」
「あはは、された〜」
SG「やっぱり！街歩いてて？」
「私、日本のアイドルのバックダンサーしてたんだけど、その人が私を見て君、アイドルに興味ない？って」
SG「…まるでマンガね」
「まあ、男だと思ってたみたいだけど」
SG「……そんなとこだと思った」
ふふって笑いながら目の前で美味しそうにご飯を頬張るA。
女の私でも惚れ惚れしてしまうようなルックス。きっと歌もダンスも実力は上がってる。そんな彼女がEXOに合流なんて、芸能界にどれだけの衝撃が走るのだろうか。想像しただけでもぞくぞくする。
「スルギたちももうすぐカムバックでしょ？」
SG「うん。…イェリム、大丈夫かしら」
「ギュオッパも今や愛されマンネだもん。時間が解決してくれる。焦っちゃダメだよ」
SG「Aは、怖くないの？」
「怖いよ、すごく怖い……でもみんなと一緒に活動するのが私の夢だったの。ずーっとそれだけを考えて過ごしてきた。その夢は、もう誰にも邪魔させない」
何かを含むような物言いだったけど、私は何も言えなかった。
Aは何故一度日本に帰ったのか。
メンバーにも、何も言わずに。
きっとあの人は何かを知ってるけど、そんなこと聞けるはずもなくて。
SG「Aの味方はいっぱいいるから。Aは最高だもん、絶対にみんな分かってくれるよ」
「ふふ、スルギに褒められると嬉しいね」
昔から高めあってきた親友でありライバル。きっとこれからも、それは変わらない。
私はまた、芸能界という新しい場所でAの背中に追いつけるように走り続けるんだ。今度こそ、追い抜かせるように。
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ゆーりんご(プロフ) - 華雪さん» ありがとうございます！これからもよろしくお願いします^_^ (2018年5月16日 10時) (
レス) id: c60f280b6e (このIDを非表示/違反報告)
ゆーりんご(プロフ) - まめ太さん» ありがとうございます！！続編もよろしくお願いします〜 (2018年5月16日 10時) (レス) id: c60f280b6e (このIDを非表示/違反報告)
華雪(プロフ) - すごく面白かったです(o^^o)更新楽しみにしてます！ (2018年5月10日 23時) (レス) id: 7283c08e2d (このIDを非表示/違反報告)
まめ太 - わぁ、待ってました！とても面白かったので嬉しいです！！ (2018年3月8日 1時) (レス) id: aef95dad1b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆーりんご | 作成日時：2018年2月3日 18時
