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KA「どう？何とかなったでしょ？」
「うん…」
本当にここで寝る気なんじゃないかってくらいに、ソファにぐでーんと寛いでいるジョンイン。まあ、別にいいんだけど。
KA「…もうすぐだな」
「…そうだね」
カムバックまであと3週間に迫っている。もうすぐティーザーが公開され始める頃。
正直言って、不安もあるし内心ばっくばくだ。どうしようもないくらいにドキドキしてる。
KA「Aはいつも俺の前を行ってるんだよね」
「ん？」
KA「どれだけ俺が練習して練習して、帰って来たらぎゃふんと言わせてやろうって思ってても、いざ帰ってきたらまた前から俺に早く追いついて来いって言ってんの」
天井を見ながらそう言うジョンイン。
KA「今に追い越してやるって思ってんのに追い越せなくて。一時期本気でバケモノなんじゃないかとか考えてさ、Aが鬼の形相で追いかけてくる夢見たりもした」
「ふふっ」
KA「でも一緒に練習出来なかった間、やっぱり寂しかった。帰ってきた日に残って練習したじゃん。ああ、やっぱりこれだなって凄いしっくりきたんだよね」
それは私もだ。どれだけひとりで練習しても物足りなかった。傍にライバルがいるからこそ、もっと頑張れる。
KA「だから、さ…これからも俺はAと切磋琢磨しながら練習したいし、いつか追い越すから。お前逃げんなよ」
「私こそジョンイニには勝てないって思ってるんだから…ジョンイニにお前には一生勝てないなって言われるまでは負けないから、そっちこそ逃げないでよ」
KA「誰が逃げるかよ」
ふっと笑ったジョンイン。全くこの人は、励まし方が下手くそなんだから。
「いつか私が曲作ってジョンイニがダンス作ってステージしたいね」
KA「なにそれ最高じゃん、やろうよ」
「その為にはまず私がファンに認めてもらわなきゃね」
KA「別に特別なにかしようなんて思うなよ、そのままでいいんだから。そもそもAになにかしようものなら俺たちが黙ってない」
「SPいっぱいいるね私。お姫様じゃん」
KA「…お前のそういう能天気みたいなとこ俺は好きだぞ」
じゃあ戻るわ、なんて自分の宿舎に戻っていったジョンイン。わざわざそれを言いに来たんだろうな、なんて思ったら可愛らしくて思わず笑みがこぼれた。
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ゆーりんご(プロフ) - 華雪さん» ありがとうございます！これからもよろしくお願いします^_^ (2018年5月16日 10時) (
レス) id: c60f280b6e (このIDを非表示/違反報告)
ゆーりんご(プロフ) - まめ太さん» ありがとうございます！！続編もよろしくお願いします〜 (2018年5月16日 10時) (レス) id: c60f280b6e (このIDを非表示/違反報告)
華雪(プロフ) - すごく面白かったです(o^^o)更新楽しみにしてます！ (2018年5月10日 23時) (レス) id: 7283c08e2d (このIDを非表示/違反報告)
まめ太 - わぁ、待ってました！とても面白かったので嬉しいです！！ (2018年3月8日 1時) (レス) id: aef95dad1b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆーりんご | 作成日時：2018年2月3日 18時
