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「あー！こんな所にいたんだね！！探したよ！！」
「ほんと！ねえねえ如何してこんな所にいるの？もうすぐレクリエーションだよ？早く行かなきゃ怒られるよ？」
「ミリオ…波動さん……。」
どうやらこの男子生徒の友人らしい。が、
髭切「へぇ…擬態か…。奴等も随分と賢くなったものだねぇ。」
膝丸「だが何故我らの知らない者に擬態する必要がある。するのならば隊員である骨喰や蛍丸の方が良いだろう。」
『…いえ、狙いはきっと彼でしょう。』
そう言い後ろにいる彼を見る。
何故彼を狙うのかはわからない。でも彼を狙うという事は歴史に彼が関与するんだろう。なら、殺させてはいけない。
髭切「へぇ…んじゃあ、すぱすぱっと斬っちゃおうか。僕は男の方を斬るよ、ぴざ丸は女の方よろしくね。」
膝丸「了解した兄者。それと俺は膝丸だ。」
そう言い二人は彼等に斬りかかった。が、避けたようで傷はない。でもすぐに勝負はつくだろう。そう思っていると男子生徒が私の腕を掴んできた。
「な、何で…あの二人は、何なんですか……お、俺の、友達なんです…やめて、下さい…！」
『落ち着いて下さい。あの御二方はあなたの友人ではありません。』
「なっ…！？そ、んな訳…！あれはどう見ても俺の友達で…！」
『あれは…兎に角、見た方が早いですね。
見て下さい、あれは、本当にあなたの言う御友人ですか？』
先程の男女の姿はもうなく、鬼の姿になっていた。大きさからして打刀と脇差だろう。男子生徒は目を見開いていた。
『わかったでしょう。…あれは我々の敵があなたの御友人に擬態していたのです。あなたの御友人はきっと違う場所にいます。』
「あれは、一体…、」
『それは教えられません。』
二人はもう始末したようで刀身に付着した血を払い鞘に収めていた。そんな二人に近づき怪我がないか確認する。
『お疲れ様。それじゃあ髭切も見つかったようだしそろそろ行きましょうか。』
髭切「うん。」
そう言い、私たちは真っ暗な廊下を歩いた。
「＿＿＿＿＿＿あれ…何で、俺はここに…？」
ザァ、と風が吹いた。
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狐ねぇ - とっても素敵な作品です！何度も読み返してしまいます♪無理をなさらない程度に更新していただきたいです！楽しみに待っていますね♪ (2021年7月31日 16時) (
レス) id: 7b7b6482b0 (このIDを非表示/違反報告)
のん - とてもいい作品ですね！見入っちゃいました！更新楽しみに待ってます頑張ってください(*´ω`*) (2020年5月20日 14時) (レス) id: cc61122175 (このIDを非表示/違反報告)
ゆー - 更新楽しみにしてます。頑張ってください (2020年2月4日 22時) (レス) id: d5a0d81ae4 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきな(プロフ) - ( ´∀｀ )b (2020年1月6日 16時) (レス) id: e7791cc44f (このIDを非表示/違反報告)
@ - めっちゃっっ面白いです！でも、早く続きが読みたいです (2019年4月1日 15時) (レス) id: 2da2df1e9e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：はる
| 作成日時：2019年3月9日 12時
