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今剣「だまってきいていれば…にんげん、おまえしにたいのですか？」
髭切「主を侮辱するとはねぇ……。」
長谷部「死んでも文句は言えまい。主に仇なす者は斬る。」
『相変わらず過激ね…。落ち着きなさい。』
そう言えば皆は男を睨みつけたまま後ろに下がった。男は未だニヤニヤと笑っている。ああ、腹が立つ。
「兎に角、ここにいる刀剣たちはそれぞれ違う本丸に引き継いで貰います。それまであなたの本丸にて休養を。」
『……わかりました。』
「では、」
『ですが、彼等の希望に刀解が有れば私は刀解致します。』
「……話を聞いていたのか？それはするなと言ったんだ。」
『あなたこそ聞いていましたか？彼等は末席でも神なんです。崇める対象の彼等が刀解を望むのならば我々はそれに従うべきです。』
「だからそれがいけないのだと言っているだろう！！神だからなんだ！！使われてこその刀だろう！？ここの刀たちがいるだけでどれだけの歴史が守れると思う！？」
『ならばそれ以上の働きを我らが致しましょう。』
そう言えば男は驚き目を見開いた。
『もし、それでも彼等を引き継ぎ戦わせると言うのなら、此方にも手があります。』
「……なんだ。」
『この世から消えましょうかねぇ。』
「はっ！何言っている。お前は死ねないんだぞ？如何やってた死ぬという？」
『誰も死ぬとは言っていませんよ？…神隠し、ご存知ですか？』
そう言えば辺りはシンと静まった。男は汗を垂れ流している。それが可笑しくて袖で口元を隠した。
『私が死ねないのは百も承知。ならば彼等に私を神隠ししてもらえばこの世から消える。それを辿る術はあなたたちには無い。そうでしょう？』
「貴様…！その様な事が許されるとでも思うのか！！」
『私はこれまで歴史を改変させない為に常に最前線で動いてきました。そんな私が居なくなれば如何なりますかね…？
ああ、誰に神隠しされようかしら。私の神様たちは良い子ばかりだからきっと何処に行っても楽しいわね。』
「＿＿…っ狂ってる…！」
『それが何か？』
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狐ねぇ - とっても素敵な作品です！何度も読み返してしまいます♪無理をなさらない程度に更新していただきたいです！楽しみに待っていますね♪ (2021年7月31日 16時) (
レス) id: 7b7b6482b0 (このIDを非表示/違反報告)
のん - とてもいい作品ですね！見入っちゃいました！更新楽しみに待ってます頑張ってください(*´ω`*) (2020年5月20日 14時) (レス) id: cc61122175 (このIDを非表示/違反報告)
ゆー - 更新楽しみにしてます。頑張ってください (2020年2月4日 22時) (レス) id: d5a0d81ae4 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきな(プロフ) - ( ´∀｀ )b (2020年1月6日 16時) (レス) id: e7791cc44f (このIDを非表示/違反報告)
@ - めっちゃっっ面白いです！でも、早く続きが読みたいです (2019年4月1日 15時) (レス) id: 2da2df1e9e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：はる
| 作成日時：2019年3月9日 12時
