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『＿＿ふぅ、ついたわね。』
平野「ここが……21世紀…。」
私がいた時代より、もっと活気のある街になっていた。あれは…スーパーかしら？八百屋じゃないのね。なんだか全てが新鮮だわ。
平野「主君、それがせーふくという物ですか？」
『そうみたいね。私の時代はセーラー服しかなかったのだけれど……。』
どうやらこれはブレザーという制服の一種らしい。時代の変化についていけない…。
『さて…雄英高校は……あそこね。』
路地裏から出て、桜並木を歩いた。
＊＊＊
『平野、私から離れないように。』
平野「はい。」
生徒一人もいない。それもそのはず、今の時刻は7時5分。学校につくにはまだ十分に早い。校門を潜り校舎の中に入る。
平野「とても大きい寺子屋ですね…。」
『そうね…時代の変化についていけないわ。もうおばあちゃんね。』
平野「主君は今も変わらずお綺麗ですよ！自信をお持ち下さい！」
『あら、ありがとう平野。』
その言葉に反応するように、手首につけた鈴たちがチリンチリンと鳴る。聞こえてたのね。
そうこうしてる間に、校長室らしき場所についた。こんのすけの話だと、もう話はついているらしいが…どうだろうか。
コンコンコン、と三回ノックすると、入ってきていいよ。と返事を貰ったので中に入る。
『……えっと…あなたがここの…？』
「イエス！鼠なのか熊なのか犬なのか果たしてその正体は……校長さっ！
おはよう！君の話は政府から聞いたよ。Aさんだよね？僕はこの雄英高校の校長、根津だよ！よろしくね！」
『ご丁寧にどうも。本日よりここに潜入捜査させていただくAと申します。こちらは私の警護に当たっている平野藤四郎です。』
平野「平野藤四郎と申します。」
根津「平野藤四郎……明治の帝に献上された短刀だね。うん、よろしくね！」
そう言うと根津校長は笑って手を差し出してきたので、私も手を出し握手した。
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ユリ(プロフ) - 続き気になります。更新頑張ってください (2019年3月2日 19時) (
レス) id: 2e6c718a02 (このIDを非表示/違反報告)
ユリ(プロフ) - 面白いです。続きどんどんしてください。頑張ってください (2019年2月6日 13時) (レス) id: f266346369 (このIDを非表示/違反報告)
アイ。(プロフ) - 新作待ってました!!更新頑張ってください!! (2019年2月3日 10時) (レス) id: b23522634a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：はる
| 作成日時：2019年2月2日 22時
