第6章 正体 ページ37
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「Aさん、こんにちは。」
『榊さん。こんにちは。こんな昼間から如何なさいましたか？』
「もうわかっているでしょう。……あなた方の正体がバレましたね。」
『バレてしまいました。』
「上はお怒りですよ。」
『怒らせておきなさいな。ピーピーと鳴いて…まるで小鳥のようで可愛らしいわ。』
「そのような事言えるのはあなただけですよ。」
そう言い榊さん…私の担当さんは笑った。
私と刀剣男士、そして時間遡行軍と検非違使の存在が知られた。どのような存在かはまだバレていないけれど、それも時間の問題。なのでこの際話してしまいましょうと政府の役人に言ったらとても怒られた。
＿＿過去の人間に話すなど許さんぞ！
＿＿それも学生にだ。荷が重すぎる。
＿＿不信がられるに決まってる！
＿＿其奴らにも危害が及ぶぞ！！
＿＿私がいるのですから大丈夫ですよ。それに、私への命令は「オールマイトの死守」ですよね？それなら、その関係者である彼らにも話しておいた方が効率がいいと思われますが？
＿＿効率がいい悪いの問題じゃない！
＿＿もしかすると知られたのがきっかけで遡行軍が殺すかもしれない！
＿＿だいたい気を付けろとあれほど言っただろう！！
それから小一時間ずっと話し合い。結局は私がほんの少しだけ脅して話す事となった。
…え？本当に少しですよ？……そうですね、私はこれでも審神者歴は長い方なので、私がこの戦に休戦してもいいのか、と言っただけですよ。政府も古参で、何より全ての刀剣がカンスト、短刀は極の私の本丸が休止すると困るようで頷いてくれましたよ。
「…そんな事できるの、あなただけですよ。」
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ユリ(プロフ) - 続き気になります。更新頑張ってください (2019年3月2日 19時) (
レス) id: 2e6c718a02 (このIDを非表示/違反報告)
ユリ(プロフ) - 面白いです。続きどんどんしてください。頑張ってください (2019年2月6日 13時) (レス) id: f266346369 (このIDを非表示/違反報告)
アイ。(プロフ) - 新作待ってました!!更新頑張ってください!! (2019年2月3日 10時) (レス) id: b23522634a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：はる
| 作成日時：2019年2月2日 22時
