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ヒーロー育成に突飛している雄英高校ヒーロー科でも、ちゃんと授業はあるらしい。因みに今は英語。
「んじゃあこの問題を……HAYA！答えてみろ！！」
『んー……申し訳ありません。私には少々難し過ぎる問題故、答える事が出来ません。』
「中学の復習だぜー？ちゃんと話聞いてたのかァ！？」
『英語なるものは苦手なもので……誠に申し訳ありません。』
「じゃあこれからはちゃんと勉強するよーに！！」
そう言いプレゼント・マイクさんは黒板に向き直った。
英語…というものを日常的に使わない、聞いた事がないので私には全く理解ができない。そもそも、私の時代では英語だなんてなかったから勉強も何もない。…古典分野なら得意なのだけれど…。
因みに、この高校の教師たちは校長先生から言われたのか私の事を名前(と言っても審神者名)で呼んでくれる。
そんなこんなで授業は終わり昼食となった。私は八百万さんと一緒にお弁当を開ける。
『百さんのお弁当はとても美味しそうですね。』
「ありがとうございます。Aさんのも色鮮やかでとても美味しそうですわ。これはご自分で？」
『いいえ、同居人が作って下さったの。とても美味しいのですよ。』
そう言えば手首に付けられている鈴がチリンと鳴った。こらこら、おやめなさい。
「私もご一緒していいかしら？」
すると、百さんの後ろからひょっこりと女の子が顔を出した。どうぞ、と言えばケロケロと鳴いて椅子を引き寄せた。
「蛙吸梅雨よ、梅雨ちゃんと呼んで。」
『まあ、可愛らしいお名前ですね。私はAといいます。よろしくお願いしますね、蛙吸さん。』
「梅雨ちゃんと呼んで？」
『梅雨…さん、で、お許し下さいませんか？』
「ケロケロ、いいわよ。よろしくねAちゃん。」
ケロケロと鳴く梅雨さんは、とても可愛かった。
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ユリ(プロフ) - 続き気になります。更新頑張ってください (2019年3月2日 19時) (
レス) id: 2e6c718a02 (このIDを非表示/違反報告)
ユリ(プロフ) - 面白いです。続きどんどんしてください。頑張ってください (2019年2月6日 13時) (レス) id: f266346369 (このIDを非表示/違反報告)
アイ。(プロフ) - 新作待ってました!!更新頑張ってください!! (2019年2月3日 10時) (レス) id: b23522634a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：はる
| 作成日時：2019年2月2日 22時
