４ ページ34
.
「確かに…我々はあなたに酷い扱いをされてきました。いきなり交友関係と言われても…態度を変えろと言われても、難しいです。」
そうヤオママが言った。……そうだよなー…やっぱ無理だよなー…。うん、わかってたよ、勝率が低い事くらいさ。いやでも…ヤオヨロッパイには触りたかった……！
「ですが、改善する事はできますわ。」
『え…？』
「私も…あなたに対しての態度を改めます。いきなり仲良くなるのは難しいと思いますが……我々は最善を尽くします。」
それでもよろしいでしょうか。
そう言われた。そんなの頷く以外に答えなくない！？もう全力で頷くとヤオママはにっこり笑って手を差し出してきた。おお…これは握手ですか…？うわあ……お肌すべすべですね羨ましい。
『ありがとうございます。あなた方も何かあれば言ってください。我々がお力になります。』
「まあ！それは頼もしいわ。」
そう言いニコニコと笑うヤオママ。それを側で見守っているヤオパパ。ヤオモモはそれを見てる。しかし真顔である。……あっれぇ〜？なんでぇ？
「Aさんっておいくつですか？」
『今年で27になりました。』
「まあ！百と二つしか変わらないのね！なら丁度いい機会だし、あなたたち二人でお話してみたらどうかしら？」
「お、お母様…！そんな、私は…！」
「百、きちんとお話してきなさい。」
「お父様まで…。」
うわあああああああなんかごめんねえええええ。罪悪感で押し潰されそう。うん、ごめんねヤオモモ。そうだよね、ヤオモモの中の私って高校時代からの好きな男(轟くん)の婚約者でめちゃくちゃ高飛車でとんでもない悪徳令嬢ってポジションだもんね！そりゃ二人きりになるとどんな目に遭わされるかとか思うわ！！HAHAHA！私嫌われすぎな！！
『私は是非話したいです。もちろん、百さんがよろしければですが。』
「……私も、少し聞きたい事があるので…。」
『決まりね。利根、八百万夫妻様をもてなしておいてくれるかしら？私と百さんは少し外で話してくるから。』
そう言うと頭を下げられたので私はヤオモモと一緒に外に出た。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1237人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ヒロアカ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ののいろ系女子 - おっ？続編？...待ってました！45話過ぎた辺りからもうちょいかな？とは思ってたんです！いやホントに続編楽しみにしてます！ (2018年12月19日 17時) (
レス) id: 8fb3eabd58 (このIDを非表示/違反報告)
Aika(プロフ) - めっちゃ面白いです!!更新無理しない程度に頑張って下さいd('∀'*) (2018年12月19日 7時) (レス) id: 1fcd01f37b (このIDを非表示/違反報告)
zut（ジット）(プロフ) - 前コメントした「りお」です！コメ返しありがとうございます！一番最初でめっちゃうれしいです！続編楽しみに待ってます！！！！ (2018年12月18日 21時) (レス) id: a768d99ede (このIDを非表示/違反報告)
犬田(プロフ) - オリキャラも魅力的で大好きです…！！！続編待ってます！頑張って下さい！ (2018年12月18日 12時) (レス) id: 4889f7f66e (このIDを非表示/違反報告)
晴明(プロフ) - いつも楽しみにしてます！ジンさんに似てるのすごいカッコイイ。続編楽しみにしてます！ (2018年12月18日 1時) (レス) id: 7c8004c578 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：はる
| 作成日時：2018年11月16日 23時
