ファイル17 ページ17
.
『わ〜…！噴水だあ〜！』
一番最後にUSJに入ったAは一目散に広場にある噴水まで駆けた。そして噴水の縁に腰掛け支給されたナイフを見る。
『んー…ぶにょんぶにょんしてる！』
ゴム製の偽物ナイフだから当たり前だろう。笑顔でナイフを見ていたが、次の瞬間笑顔が無くなり自分の前でナイフを横切った。すると何も無いところに赤い線がついた。
『透先輩、みーつけた！』
「ええっ！？すご！Aちゃん見えてたの！？」
『んー…先輩の気配がしました！！』
「ほぇー…凄いね！」
頑張ってね！！そう言い葉隠は出入り口に向かった。
たくさんの悲鳴が聞こえる。だがそれを聞いてもAはただニコニコと笑うだけ。何人もの生徒がAを狙いに来たが全員一網打尽にした。
そして、Aのいる広場へ足を踏み入れた者がいた。
『あっ、勝己先輩！ですよね！鋭児郎先輩から聞きました！！』
「テメェこんな目立つとこで何してんだ。」
『ここにいるとですね、戦況がよくわかるんです！
例えば倒壊ゾーン。さっき三人の人が倒されました。倒壊ゾーンにいるのは計六名、つまり倒した一人を除きあと二名がいるという事がわかります。
ここにいたらどれだけ激しく戦闘したよくわかります。どの箇所にインクがついてるかとか考えるだけですごく勉強になります！』
「……気色悪りぃ。本当にそう思ってんのかよ。今だっていつ俺に襲い掛かるのか考えてるくせに。」
『あら、バレちゃいました？』
そう言いAは背中に隠していたナイフを取り出し構えた。それを見た爆豪もニヤリと笑いナイフを構える。
『勝己先輩、強いですよね！強い人って見ただけでわかるんです！こう…全身がゾワゾワするというか……。』
「ハッ！よくわかってんじゃねーか！！」
そう言い、二人は走り出した。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1121人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ヒロアカ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
イロハ(プロフ) - めっちゃ泣きました！こういう物語すごく好きなのでみいってしまいました！ (2022年8月26日 23時) (
レス) @page49 id: 679b71b669 (このIDを非表示/違反報告)
璃徒 - やばい、感動しかないです。涙でそうになりました…！ (2022年1月28日 21時) (レス) @page49 id: 19b3aa7f76 (このIDを非表示/違反報告)
リア - 夢小説でこんなにのは初めてです！とても感動したし、見ていて涙が出ました。素晴らしい作品をありがとうございます！ (2020年10月21日 0時) (レス) id: 1bb79351ab (このIDを非表示/違反報告)
そあ - 久しぶりに夢小説で泣きました。面白かったです。ありがとうございます。 (2020年4月27日 21時) (レス) id: 50fe801646 (このIDを非表示/違反報告)
over the rain - 泣いちゃいました。最高です (2019年11月4日 16時) (レス) id: a4bab14be1 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：はる
| 作成日時：2018年7月21日 23時
