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サッカーもほどほどに、俺はオールマイトに抱っこしてもらって帰っていた。本当は手を繋ぐ予定だったんだがどうしも身長差がえぐかったんでな、仕方なくだ。ちなみに相澤先生たちは後ろで歩いている。
「Aくんってヒーローになりたいんだ？」
『うん！周りにいーっぱいカッコよくて凄いヒーローがいるからね！僕もなりたいなー、って！』
「ングフゥ…！！そ、そうか。カッコよくて凄いヒーローいっぱいいるもんな雄英には…！ちなみに、目標とか…あー…この人みたいになりたい！っていう人はいるかい？」
『んー…マイク先生みたいに元気でー、相澤先生みたいにカッコよくてー、オールマイトみたいな強いヒーローになりたいなー！！』
え？要望が多すぎる？ふっ…夢ってもんはでっかい方がいいんだぜ？？
『？ オールマイトー？止まってるよ？どうしたの？』
「なんでもないよー。さっ、行こうか！(可愛い。Aくんがとんでもなく可愛い。)」
なんだ？もう歳か？それとも俺が重いのか？……まあそうだよな、だって4歳の体重って……じゅう…何キロくらいだろ？知らねーけど。てかさっきからめっちゃ頭と腰が痒い。蚊にでも刺されたか？
『(あ、やば、くしゃみ出る)は、っくしゅっ。』
その時、俺がくしゃみをしたらぽんと頭の上で何かが鳴った音がした。なんだ今の音は。俺の上からしなかったか？……もしかしてオールマイトに何かあったのか？
そう思い上を見上げる。俺を見ていたオールマイトは驚いた表情で固まっていた。
『？ どうしたの？』
「あ…え？Aくん？その耳……。」
『みみ？』
そう言い耳を触るが至って普通。何言ってんだこいつ。先生たちも何か言ってくれよ。そう思い後ろを見ると、相澤先生と目が合った。その瞬間、先生はオールマイトから俺を掻っ攫いぐりぐりと頭に先生の額を押し付けた。ちょ、痛い！！
『せんせー痛い！』
「A……なんだその猫耳と尻尾は。」
『ねこみみ？しっぽ？』
………嫌な予感がする。
ゆっくりと頭に手を置くと、温かいナニカ。オールマイトが持っていた手鏡(女子かよ)で見てみると…。
『！？！？！？！？』
猫耳が生えていた。じゃ、じゃあ尻尾っていうのは…！！
ばっ、と下を見てみるとふわふわと揺れる腰から生える尻尾。な、なんだってーーーーーー！！？
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コニ丸 - ウルトラマン会議WWでも、言ってることに共感しかない。すっごく面白かったです！ (8月23日 13時) (
レス) @page3 id: 13079e399f (このIDを非表示/違反報告)
天音 - 面白かったです！今までで一番好きでした！😊 (2022年8月24日 13時) (レス) @page44 id: 912e29f12c (このIDを非表示/違反報告)
もぶ - うわぁ....終わり方かっこよすぎませんか.....?めちゃくちゃ面白かったです!!!! (2022年5月23日 1時) (レス) @page33 id: 3fdbb0f866 (このIDを非表示/違反報告)
seina - 好きなキャラクター皆いるしマジで面白かったです!!!! (2022年2月10日 4時) (レス) @page32 id: 1d8fe9d267 (このIDを非表示/違反報告)
はーちゃん - 才能のかたまりの、作品です。読むの４回目です。更に続編あったら嬉しいです！ (2020年4月26日 0時) (レス) id: 3ad67a8a12 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：はる
| 作成日時：2018年6月3日 16時
