『目の前にラスボスがいた時の反応を十文字以内で答えよ。』 ページ23
.
あはははっ
うふふふっ
待て待てー
やーん捕まえてごらんなさーい
あはははっ
うふふふっ
………
あ、夢か。片手にゴキジェットを持ちながら黒光りGをまるで浜辺で追いかけっこしている恋人同士のようにGを追いかけてる夢を見た。やべぇな自分。相当病んでんな。
目を開けても真っ暗な事と目蓋に当たる布の感触から、私は目隠しをされてる事に気付いた。手足を動かすとじゃらじゃらと鎖の音が鳴る。椅子に座られて手足を縛られているようだ。
「ああ、目が覚めたかい。」
音が鳴ったせいで私が起きたのだとわかったようだ。コツコツと音を立て私に近づいてくるのがわかる。頭部に手を当てられ目隠しが取られた。目隠しを取るとまた元いた椅子に座る。
「今はどんな気分だい？早乙女Aさん。」
『あなたは……？』
「僕はオール・フォー・ワンという者さ。そうだなぁ……死柄木弔の保護者みたいな者さ。」
顔全体に黒いマスクをしていて顔はわからない。もしかしたら嘘かもしれない。でも、目の前の人物が本当にオール・フォー・ワンだと信じて疑えなかった。
『そんなあなたが、私に何か用でもあるので？』
「君は随分と弔に気に入られてるね。なぜ彼が君を「女神様」と呼ぶか知ってるかい？それはね、君がここに墜ちてきたのを彼が目撃したからだよ。」
ここに墜ちてきた。
それは、私がこの世界に落とされた時の事だろうか。あの時に死柄木さんがいたって事？でも、それだけで…？
「天界から墜ちてきた天使。追放された女神。
弔は君をそう比喩したよ。」
そんな大層なもんじゃないけどね私。天使て…女神て…！！
「弔が欲しているものは何かわかるかい？それは君と、回復キャラだ。」
『……私は敵にはならない。』
「そう言うと思ったよ！でも僕はあの子の保護者だ。出来るだけ願いは叶えてあげたい。」
『何が言いたい…。』
「言っただろう？弔が欲しているものは君と回復キャラだと。回復キャラが手に入らないなら、」
＿＿＿＿君自身を回復キャラにしてしまえばいい。
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『お願いだから早く助けて。』→←『敵ってイケメンしかいない…。イケメン連合だよ……。』
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うみみ - 続編おめでとうございます！！！ホークス好きなのでホークスとの絡み見てみたいです！！いつも更新お疲れ様です！これからも健康第一に頑張って下さい！ (2020年9月8日 17時) (
レス) id: 6e48801b2a (このIDを非表示/違反報告)
ぽち - なんか他所で見た小説と同じ話がちらほら混ざってる気がする (2018年7月5日 21時) (レス) id: f67b9128c0 (このIDを非表示/違反報告)
ちょんちょん(プロフ) - 神作です……。まだ終わらないのかよって思うだなんて！！逆に、え？！もう終わっちゃうの？！？！？！？！って思いますよ！凄く凄くだいすきです！！ (2018年6月28日 22時) (レス) id: 942b83d41f (このIDを非表示/違反報告)
赤井司(�瑛�/�洩�) - クッソ誰とやるか気になる！俺の小説より一千万倍すごい作品やし！この小説神すぎてやばい、あえてもう一度言おう、神すぎてやばい (2018年5月20日 18時) (レス) id: 32189bcc43 (このIDを非表示/違反報告)
あんころ餅 - ｷﾀーーーーー！続編おめでとうございます！ (2018年5月20日 17時) (レス) id: d854e428d7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：はる
| 作成日時：2018年5月20日 13時
