【ﾋﾛｱｶ】転生したので第二の人生送ります。

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死柄木side


オールマイトの女で小説家の茅野A。
変な女だと思った。ヒーロー側のくせに変に優しくして、更にはヒーローを否定しやがった。自分の男がヒーローなのに、だ。

あれよこれよと言われ飯も一緒に食った。








『あーほら死柄木くん、口にケチャップついてるよー。』
『ん？何？ナポリタン食べたいの？ちょっとあげようか？』
『あ、ジュース無くなったね。おかわりする？』








それに加えてこれだ。なんだよこいつ。母親かよ。
そう言うと、お母さんと呼んでいいよ？なんてほざきやがった。

お母さんなんて見た事もないのに。
違う俺には先生だけだ。
でも側にいると心地いい。
あんな奴好きじゃない嫌いだ。

でも、もしあいつが母親だったら、俺は敵になってなかったのかな。









『そろそろ帰らなきゃ。夕飯の支度しなきゃだし。』









そう言うとそいつは持っていたクレープを無理矢理俺に渡して帰って行った。窓を見るとあいつがいて、バイバイと手を振っていたが無視した。

二個のクレープ。きっと自分とオールマイトにと買ったんだろう。そんな物を俺にくれたという事に少しに優越感を覚えた。









「………母さん。」









たった四文字、その四文字を言っただけでとても幸せな気持ちになった。

そうだ、奪えばいいんだ。あいつを、Aを、俺の母さんにすればいい。好きな物は、気に入った物は全部奪う。それが敵ってもんだろ？









「は、ははっ…はははっ！」








絶対に俺のものにするから、それまで待っててよ母さん。


＿＿＿＿
こうして死柄木さんが壊れていく( ˘ω˘ )

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