Nine ページ10
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『時間の都合上、次で最後になっちゃうけど…まだ何かある？』
「はーい！」
『はい、そこの透明の女の子。』
「葉隠透です！Aさんって好きなヒーローとかいるんですか？」
『…好きなヒーロー？』
うーん。と悩んでるAを相澤は一瞥した。
正直、Aに好きなヒーロー…否、好きな人間などいないのではと思った。好きな人間がいたら、数十年前の
『ヒーローに憧れている君たちには悪いんだけどォ…俺、好きなヒーローとかいないんだよねェ。寧ろ苦手の部類って感じィ〜？』
「えー！いないんですかー？」
「なんでですか？」
『俺さァ、昔ヤンチャしすぎてヒーローと何度か対戦したんだよねェ。そりゃあもう君たちの憧れであるオールマイトからよく知らないヒーローまで。』
「すごっ！それ決着どうなったんですか？」
『そりゃあヒーローが勝ったよォ！あの頃の俺はまだまだ未熟者だったからねェ。ま、今戦ったらきっと俺が勝つよォ。』
そういい教卓に腕を乗せて前のめりの姿勢で話す。クラスを見渡していたAが、ある一人の生徒でぴたりと止まった。教壇から降り真っ直ぐと歩き、綺麗に紅白で別れた髪色の少年の前で止まる。
『ん〜…君…なんかどこかで見たことあるんだけどなァ〜。』
「……俺はあんたの事知らねェ。」
『いやそうなんだけどね？………あっ、』
––––––エンデヴァーの息子だ。
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ののいろ系女子 - 夢主君...怖カッコいい！更新頑張って下さい！凄く面白いです！ (2018年11月24日 23時) (
レス) id: 8fb3eabd58 (このIDを非表示/違反報告)
はる(プロフ) - 失敗作少女さん» ごめんなさいそうでした…。ハイアンド・シークですね。ハンドて…なんで手が出てくんねん……。 (2018年10月14日 12時) (レス) id: 96f8150e3c (このIDを非表示/違反報告)
失敗作少女 - ハンドアンドシークではなくハイアンド・シークですよ。 (2018年10月13日 22時) (レス) id: efb6f4c834 (このIDを非表示/違反報告)
はる(プロフ) - カーノーさん» コメントありがとうございます！ほんとだハンドアンドシークだ…。言われて今気づきました。何も考えずに題名決めたんで…。今後ともよろしくお願いします！ (2018年10月13日 19時) (レス) id: 96f8150e3c (このIDを非表示/違反報告)
カーノー - ハンドアンドシークだ！ (2018年10月13日 18時) (レス) id: 38fd5b1b7e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：はる
| 作成日時：2018年10月13日 13時
