Eleven ページ12
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それから二人は談笑しながら歩いて行き、仮眠室に入ると誰にも入られないように鍵を閉めた。二人は向かい合ってソファに座る。
『とりあえず教えてほしい事は二つ。誰が雄英バリアを壊したのか、それをした目的とは。その二つだけだよ。』
「えー…それ口止めされてるんだけどなあ。」
『新しい鉄線銃買ってあげる。それもう古いでしょ？また特注してあげるよ。』
「ほんとに？やったあ。そろそろ買い替え時かなって思ってたんだあ。」
そう言いニコニコと笑う鯨を見てAも笑う。
「えっと…誰がバイトを壊したか…だっけ？それはね、ジャックがよく知ってる人だよ。」
『俺がよく知ってる人？………政府、とかじゃないよね？』
「まさか！違うよ！……志村転孤。」
その名前に、ぴくりとAは反応した。
「覚えてるよね？もう何十年も前の話だけど…。ああ、今は死柄木弔って名乗ってるみたいだけどね。」
『志村転孤…。そうか、彼はまだ彼処にいるのか。それに違う名を持って。』
「みたいだね。因みに、その死柄木クンね、ジャックの事探してるよ。でも言ってないからね？ジャックに積まれたお金の方が大きいし。」
『口止め料って言ってよ…。』
そう言いため息をつきそうになるが寸の所で飲み込んだ。
『で？壊したのは弔クンだってわかった。じゃあ、目的は？ただ喧嘩売っただけ？』
「んー…なんか、バリア壊してパニックになってる間に、職員室から時間割を盗んだらしいよ？情報によると、だけどね。」
『時間割…。』
なぜそんな事をするのか、Aにはわかっていた。死柄木弔…志村転孤は��オールマイト��を殺す気だ。昔からヒーローが嫌いな奴だったと、Aは思い出していた。
『ありがとう鯨ちゃん。報酬のシャトーブリアンはまた後日送るよ。』
「うん。楽しみにしてる。」
そう言い二人は仮眠室から出て、鯨を門まで見送った。
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ののいろ系女子 - 夢主君...怖カッコいい！更新頑張って下さい！凄く面白いです！ (2018年11月24日 23時) (
レス) id: 8fb3eabd58 (このIDを非表示/違反報告)
はる(プロフ) - 失敗作少女さん» ごめんなさいそうでした…。ハイアンド・シークですね。ハンドて…なんで手が出てくんねん……。 (2018年10月14日 12時) (レス) id: 96f8150e3c (このIDを非表示/違反報告)
失敗作少女 - ハンドアンドシークではなくハイアンド・シークですよ。 (2018年10月13日 22時) (レス) id: efb6f4c834 (このIDを非表示/違反報告)
はる(プロフ) - カーノーさん» コメントありがとうございます！ほんとだハンドアンドシークだ…。言われて今気づきました。何も考えずに題名決めたんで…。今後ともよろしくお願いします！ (2018年10月13日 19時) (レス) id: 96f8150e3c (このIDを非表示/違反報告)
カーノー - ハンドアンドシークだ！ (2018年10月13日 18時) (レス) id: 38fd5b1b7e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：はる
| 作成日時：2018年10月13日 13時
