時透無一郎の親戚は恋柱の継子です 弐 【鬼滅の刃】【時透無一郎】【甘露寺蜜璃】

時の流れ　陸拾壱 ページ12

その少女に止められても、ずかずかと治療部屋の扉を開けた。








「俺が派手に見舞いに来たぜ！」






「囲炉裏！見舞いに来たぞ！」






と開けた先、








「煉獄さんと…………………どちら様でしょうか」





ベッドに居る”女性”は、美しく、そう言った。




　
治療部屋に一人しか居ないから、そいつが時季だと分かっただが俺は、時季という奴の言葉にムッとして






「宇髄天元だよ！」



　
と大声で叫んだのだが


　

「名前だけ聞かれても人間なので分かりません」






と言った時季ってやつ。








「気に障る小娘だな！俺は祭を司る神だ！」






「知りませんよ。てか伊黒さんと同じ呼び方しないでもらえますか」






小娘呼びする奴いるのか。

　




しかも伊黒とはな。納得。
　








「それと何で今来たんですか。甘露寺さんとの二人っきりの時間を邪魔しないでください」







と時季は甘露寺の手を強く握り頭を撫でると同時に威圧をかけられた。







まってこれどうすればいいんだろ。すると、







「……………んぅ？あれ？私寝てた？」






と起きた甘露寺。






「おはようございます甘露寺さん。少し太陽が眩しいですね」






とにこやかに言う時季。






「囲炉裏ちゃんごめんね？重くなかった？よく寝れた？」




「大丈夫です！よく寝れました！」






時季は甘露寺に笑顔で話してる。







何だ彼奴。








俺と甘露寺との差…。







まぁでも、何故か愛らしいけどな。

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