時透無一郎の親戚は恋柱の継子です 弐 【鬼滅の刃】【時透無一郎】【甘露寺蜜璃】

時の流れ　陸拾肆 ページ15

今日は甘露寺さんが単独任務なので暇。



となわけで！忙しい中稽古に来てくれました！


煉獄さんです！








「煉獄さん。今日一日宜しく御願いします」


「うむ！宜しく頼む！」







煉獄さん、今日も声が大きいですね。





「早速だが囲炉裏。手合わせをしようか。勿論呼吸有りでな」


「はい！」


「いい返事だ！」






甘露寺さんの庭。



木刀を構えた二人が立つ。






「よいか囲炉裏。強ければ強い鬼ほど速さと力が異常だ。まずは速さを鍛えろ」



「はい」



「そして速さと共に剣を振り、鬼の急所を討つのだ」



「はい！」



「ではゆくぞ」






と言う同時に煉獄さんは私に剣を振る。



煉獄さんの攻撃する速度はなんとも速い。






「遅い！遅いぞ囲炉裏！もっと筋肉を柔らかにするのだ！」



「はい！」


　
「もっと血の巡りを早め、もっと心拍数をあげろ！」



「はい！」







煉獄さんの攻撃から逃れるため、宙にくるりと一回転をした。







時の呼吸 卯月(うつき) 壱 桜舞(おうぶ)







「ほう、そうくるか」






炎の呼吸 肆ノ型 盛炎のうねり








呼吸の体勢をとって両者剣を振った。







結果は







「がはっ」









胴を足で抑えつけられ私の負け。


全く見えなかった。









「強い、速い」



「そうだろうそうだろう。囲炉裏はまだ自分の意志と体が追いつけていないようだな。頭では分かっていても体は一秒ほど遅れる。それは鬼との戦いにとっては命取りになるだろう」



「はい。もう一戦お願いします」



「うむ！いくらでもつきあうぞ！」



「お願いします！」








すると、

　


「おっ、来たか！」





と言い、遠くを見た煉獄さん。




地に寝ている状態を起こして煉獄さんの視線の奥を見る。




するとそこには、なんか見覚えのある人が。




え、誰だろ。









煉獄さんは大声で迎えるように言った。





「宇髄殿と不死川殿！」




え

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