検索窓
今日:2 hit、昨日:4 hit、合計:59,688 hit

さんまとしいたけ←内容全く関係ないやん ページ3

カタカタカタ。


キーボードを叩く音と、相変わらず続く乱歩の駄々ごねる声。


うるさいけど、正直言ってそれより賢治くんが可愛い。


だってさ、そもそも年下って…最高じゃね?


自分より幼いし可愛いから甘やかしちゃうのよ。


それにやっぱり現代の大人と違って天真爛漫、正直で可愛いし。



ちら、と机にのってる今朝の新聞を見ると、


【政治家ノ○○△△。職員ヲ買収スル】


なんて見出しが一面を飾っている。


自分の利益、その為に動く人間は一番嫌いだ。その9割ほ大人だ。



いや勿論福沢さんみたいな優しい大人とかいるのは知ってるよ。


でも、幼い頃に見た印象は、どうも変えられないからね。



ん?そういえば乱歩は童顔?ショタっぽい?




莫迦云え。







彼奴は黒髪だから受け付けん。




私の好みじゃない。



黒髪ショタは駄目。なんかやだ。






ナオミちゃんが席を立って云った。



「お茶淹れてきますわ」



「あ、ナオミちゃん私の分のお茶淹れて貰っていい?」



「勿論ですわ。いつもの緑茶で宜しいですか?」



「んーありがとー」




「いえいえ」


「あっ」



私はあれが有るのに気がついた。



「どうかしたんですの?飛鳥さん」




「そ、う、い、え、ば!これっ!」



「え、飛鳥さん、そ、其れは…!」




私の事務机の下の紙袋からあるものを取り出した。




「駅前の焼き菓子(クッキー)じゃないですか!」




「え?クッキー!?食べる食べるー!」



クッキーと聞いて幼稚な声を出した乱歩は知らん。



私が取り出したのは3時間待ちの行列ができるほど人気の駅前の焼き菓子。



今日の休憩時間にって思って持ってきたの。



何か昨日近所のおばちゃんから貰った。




「はいこれ飛鳥ちゃん。いつもご苦労さまねぇ」

「アッハイ有難うございます〜」




って。






キラキラと目を輝かせてクッキーを見るナオミちゃんは乙女そのものだった。



可愛い。



年下のおなごは好きよ。可愛いから。



勿論黒髪。



つやつやの黒髪たまらん。





「うふふ←あ、やッぱナオミちゃん紅茶でいい?」



「勿論ですわ!西洋菓子に紅茶は、恋愛漫画の王道ですから!」



「云ってること分かんないけど云いたいことは判る」



晶子ちゃん可愛ええわ→←探偵社内の日常



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (82 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
136人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

まっちゃ - すごく面白いです!更新待っています (2021年8月13日 15時) (レス) id: bd6a8b3525 (このIDを非表示/違反報告)
さろぺ - ★ayaka★さん» ありがとうございます! (2020年4月28日 11時) (レス) id: 4d9d039a07 (このIDを非表示/違反報告)
★ayaka★(プロフ) - 続きがワクワクです。頑張ってください! (2020年3月9日 22時) (レス) id: 65fd904e63 (このIDを非表示/違反報告)
きゃさん(プロフ) - 銀桜さん» ありがとうございます!更新頑張ります! (2019年8月1日 14時) (レス) id: 9b4d409955 (このIDを非表示/違反報告)
銀桜(プロフ) - 読みました〜凄い好きです。続き凄く気になります。更新頑張ってください! (2019年7月30日 21時) (レス) id: 1194b2a018 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:さろぺ | 作者ホームページ:なっしんぐ  
作成日時:2019年5月30日 23時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。