時透無一郎の親戚は恋柱の継子です【鬼滅の刃】【時透無一郎】【甘露寺蜜璃】

時の流れ　拾参 ページ14

甘露寺蜜璃side




囲炉裏ちゃんに館を案内した後、ちょっと下町に行ってみたくなっちゃって……。


でも独りだとあれだから…………なぁ…。




ちょっと待って！？

今私には囲炉裏ちゃんという継子がいるじゃない！

よし囲炉裏ちゃん誘って行こう！

囲炉裏ちゃんの部屋に着いたとき囲炉裏ちゃんって、いま何歳なんだろう？という疑問が浮かんだ。



女性に歳を聞くのは失礼だけど、まぁいいや。




囲炉裏ちゃんの部屋に入って聞いてみた。




「囲炉裏ちゃん？ちょっといいかな？」

「何でしょうか？女神様」



え？



「え？め、女神？」

「あっ、ちょっと……はい。何ですか？甘露寺さん」


ちょっと予想外な言葉を置いて聞いた。


「これから囲炉裏ちゃんは、此処で暮らしていくわけだけど……聞いてみたいことがあってね……いいかな？」

「いいですよ。どうぞ」

「えと、じゃあまず！女性に聞くのはあれなんだけど、囲炉裏ちゃん今いくつ？」




すると囲炉裏ちゃんは、




「十ですよ」




と言った。


人生で初めて年齢詐欺っていう言葉を学んだ。








時季囲炉裏side




甘露寺さん声大きいな〜って呑気な事を考えてるのをよそに、甘露寺さんはとても驚いた様子である。



「えっ？えっ？囲炉裏ちゃん十なの？てっきり十六かと！？え！？」

「十ですよ」

「嘘……」

「本当です」



まぁ初対面でよく年齢詐欺って云われるんですけどね？





「まっ、まあいいや、ねぇ囲炉裏ちゃん」

「何ですか？甘露寺さん」







「下町で買い物、しよ？」









・









・









・









「生憎









お金持ってないんです」








「え、そっち！？てっきり買い物嫌いとかじゃなくて！？」



「まぁ大丈夫ですけど………」




基本的にはね。

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