私達はずっと６人！ Part2 (ページ18)

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マネside

返信が来て、３分後、Aちゃんが下りてきた

黒川「おねがーい」

「今日は、撮影が１件、取材が２件あるよ」

黒川「２件だっけ？」

「そうだよ」

黒川「りょーかい。寝てていい？」

「うん、着いたら起こすから」

黒川「よろしく～…」

昨日はたくさん仕事があったから疲れたのかな…？

でも自分の予想はすぐに違うと気がついた

黒川「…ケホッケホッ…ハァハァ……ゴホッゴホ」

え…？風邪？
昨日あんなに元気だったのに…

でもあの咳は、風邪の一種であることには間違いない。

今は、マネージャーの仕事をしてるけど、昔は看護師をしていた私。

ずっとAちゃんといるから、そんなことはいち早く気付く。

病院に行かなきゃ……！！

近くのコンビニに止まって、スタッフに遅れるという電話を入れる

病院についたと同時にAちゃんが起きた。

バッドタイミング…

黒川「ん…(きょろきょろ)なんで病院にいるの？ここで撮影なわけないよね？」

「なわけないです(笑)風邪ひいてるの、自分でも気づいてましたよね？」

黒川「(ギクッ)」

「病院で診てもらって、今日は休みましょう」

黒川「…だめだよ、それは」

「何で？これ以上働いたら、Aちゃん倒れちゃう！」

黒川「私が休んだら、ほかの人にも迷惑が掛かるのは…わかるでしょ？迷惑をかけるにはいけないのっ！しかも忙しい時期に…お願い。今日だけだから、仕事に行かせて。明日しっかり休むからさ？良いでしょ？」

「…フフッ。Aちゃんらしい回答だね。そういうと思った(笑)分かった、でも今日だけだよ？
仕事が終わったら、しっかり休むこと。そして、病院に行くこと」

黒川「分かったって(笑)」

ホントかな…？

前そういって、倒れたんだけどな…

無理はさせられないからね

お願いだから、無理はしないでよ、Aちゃん