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夏布団 ページ17
気がついた時には布団に入っていた。
頭が真っ白になっていた。
あの写真はやっぱりAなんだろうか。
他人の空似？それとも姉妹とか？
それにしたって似すぎだろ。
寝るに寝れず、天井ばかりを見つめていた。
昨日出会ったばかりの女と丸一日遊ぶとか、
自分もずいぶん丸くなったものだな。
長い長い溜息をつく。
夜になっても暑さが和らぐ気配は全くない。
いくら緑が多い田舎だからといっても暑いものは暑い。
…………。
寝れない。暑いし目を瞑ると彼奴の事を考えてしまう。
「畜生！！ウゼェ！！！あぢぃ！！！」
自分でも馬鹿げていることを考えてるとは思う。
でも心の底にあった違和感がフツフツと込み上げてくる。
二文字の言葉が頭に浮かんだ。
もしかして、が頭から離れなくなる。
いやいやいやいや、まさか…。
まさか『幽霊』なんてことはないよな？
何考えてんだ俺。キモすぎだろ。
そんな科学的に証明されていないモノを信じる奴は
ただの馬鹿野郎だ。そうだ。
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レナ(プロフ) - 凄い気になります！更新お願いします！！ (8月29日 15時) (
レス) @page18 id: f9e6be770b (このIDを非表示/違反報告)
小川優(プロフ) - めっちゃ気になる!てか、田舎の描写良すぎますね?!更新待ってます! (2022年8月12日 0時) (レス) @page18 id: 43275f8478 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：円 | 作成日時：2021年12月25日 23時
