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空蝉 ページ2
起きた時には太陽がやや沈んでいた。
「勝己ちゃん。そろそろお墓参りに行くよ」
ん。と返事をして婆ちゃんの手伝いをする。
蝋燭、線香、花、お供え用の果物、やかん、提灯。
先祖の墓のある寺は歩きで行ける距離の高台の上にある。
寺には結構沢山の人がいた。
提灯を持った子供がはしゃいでいる。
甚平や浴衣を着てる人もいた。
本堂にお参りを済ませ、墓地に向かう。
自分たちの墓を見つけ、まずは掃除を始める。
頻繁に来ているのか、墓はあまり汚れていなかった。
持ってきたやかんの水を墓石にかける。
花をいけて果物を供え、線香をあげ合掌。
墓参りをすると、婆ちゃん家に帰ってきた実感が湧く。
家に帰ると18時過ぎだった。
夕飯まで時間があるし、軽くランニングするか。
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レナ(プロフ) - 凄い気になります！更新お願いします！！ (8月29日 15時) (
レス) @page18 id: f9e6be770b (このIDを非表示/違反報告)
小川優(プロフ) - めっちゃ気になる!てか、田舎の描写良すぎますね?!更新待ってます! (2022年8月12日 0時) (レス) @page18 id: 43275f8478 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：円 | 作成日時：2021年12月25日 23時
