ブックカフェの情報屋 2巻 【降谷 零・安室 透】

☆第49話 ページ9

お化け屋敷の隣はメリーゴーランドで、世界観が違いすぎてなんか、うん。

さっきはからかわれまくったから今度はこっちがからかってやる！！

「ほんとに乗るのか？」

メリーゴーランドを見ると乗っているのは子供が主で、大人たちは外で写真とか撮っている

「零は白い馬ね」

強引に腕を引っ張り連れていく

私は零の姿がよくみえるように若干斜め後ろの馬に乗っかる

真翔に送る用の写真を取らねば

スマホのカメラ機能を作動させて、零にピントを合わせる

･････････絵になりすぎている

これが世にいうインスタばえというものか

ほらほら、子供たちを撮っていたお母さん方も零をみてキャーキャー言ってる

似合いすぎてるのも問題かも･･･

少し膨れていると、突然零は白馬から降りた

そして、こちらに近づいてきて私の後ろに乗ると手からスマホを取り上げ

「どうせなら2人で撮るぞ」

とスマホを構えた

「零のイケメン･･･」

「褒めても何も出ないぞ？」

もちろんその写真は待ち受け画面に設定した






その後は絶叫系を5回連続で乗り、昼食を食べたあとにコーヒーカップに乗り、全力で回しすぎて2人で酔った

完全に昼食とコーヒーカップの順番逆だよね･･･

ガラスの迷路では私立探偵 安室くんの活躍で迷うことなく脱出

「零ー！射的あるよ！久しぶりに対決しようよ」

「いいけど、勝つ自信しかない」

「私だって！」

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