☆第67話 ページ27
長い長い廊下を何分歩き続けたかわからない
やっと出られそうなドアを見つけて自然と早足になる
ドアノブに手をかけたところで動きが止まった
「Aが裏切ったとはどういうことだ」
向こう側から零の声が聞こえた
零と話しているのは誰だろうか
「降谷零･･･。君には俺達の出で立ちは話したはずだろ？」
「ああ、暗殺者として育てられた兄妹。だが、Aは記憶がなかった。だから裏切ったことにはならないだろう」
私とお兄ちゃんは暗殺者として育てられていた･･･？
私には昔の記憶が無い。真翔には無理に思い出す必要はないと言われてたけど･･･。いま零と話しているのはずっと探していたお兄ちゃんなの･･･？
「妹が警察側についたとき、俺がどんな立場に立たされたかお前達にわかるわけないだろう？」
「それはただの逆恨みではないのか？」
「そうだな･･･それでもそうでもしないと･･･俺の気がおさまらないんだよ！！！」
叫び声とともに銃声が聞こえる
このままじゃ零もお兄ちゃんも危ない
急いでドアを開けて声をあげる
「ちょっと待って！！！」
3人の動きが止まってこちらをみる
「A！？なんで･･･ここに？」
「それは･･･後で話す。ところで真翔･･･どういうこと？あなたは私の執事じゃなかったの」
「まぁ、近くで監視する役割になりたかったからな」
「･･･あなたは私がずっと探してた･･･お兄ちゃんなの･･････？」
「残念ながら正真正銘、お前の兄だよ」
あいつと同じ冷たい目で兄はこちらに銃を構えた
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 483人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「名探偵コナン」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
シノ(プロフ) - 明里香さん» 第1巻から最後まで読んで頂きありがとうございます。ご指摘して頂いた所は修正致しました。ありがとうございます！ (2019年3月8日 23時) (
レス) id: 65e670836d (このIDを非表示/違反報告)
明里香(プロフ) - 最終話に誤字がありました。「室伏」ではなく、「諸伏」です。 (2019年3月8日 22時) (携帯から) (レス) id: 85d4df75a2 (このIDを非表示/違反報告)
明里香(プロフ) - 48話に名前変換出来ていない箇所があります。 (2019年3月8日 22時) (携帯から) (レス) id: 85d4df75a2 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：シノ | 作成日時：2018年5月19日 19時
