☆第41話 ページ1
真っ白な天井
いつか見た光景
あぁ、あれは私だけが助かってお兄ちゃんがいなくなった時に見た光景だ
声が聞こえて視線が動かすとA夫婦が立っていて今日から家族の一員だよって言ってくれた
その時の私は昔の記憶を全て無くしていたらしく、自分の名前しかわからなかった
「お兄ちゃん・・・・・・」
「・・・・・・目が覚めたのか」
ボソッとつぶやいた時に横から声が聞こえてきて驚きながら視線を移す
「あなたは・・・・・・」
「おや、この姿で会うのは初めてだな。俺は赤井 秀一という者だ」
彼が赤井 秀一。零が恨んでいる相手
「君が気を失ってから今まで付き添いとして病院までついてきたのだが・・・悪かったね彼じゃなくて」
「いえ・・・ありがとう・・・ございます」
暫しの沈黙
う、うーん・・・気まずい・・・
「あ、あのっ・・・」
「ん?どうした」
「その姿で大丈夫なんですか」
「正直、大丈夫ではないが・・・任務中だったからな。仕方ないだろう」
「なんか、邪魔してしまいすみません・・・」
「君が謝る必要はないさ。奴らのことはどっちみち逃がしていたからな」
「・・・・・・叔父様は・・・?」
「なにも残らない程の激しい炎に・・・・・・飲み込まれたのだろうな・・・」
「そう・・・・・・ですか・・・・・・」
あの組織のやる事だ、完璧に証拠が残らないように・・・・・・
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シノ(プロフ) - 明里香さん» 第1巻から最後まで読んで頂きありがとうございます。ご指摘して頂いた所は修正致しました。ありがとうございます! (2019年3月8日 23時) (レス) id: 65e670836d (このIDを非表示/違反報告)
明里香(プロフ) - 最終話に誤字がありました。「室伏」ではなく、「諸伏」です。 (2019年3月8日 22時) (携帯から) (レス) id: 85d4df75a2 (このIDを非表示/違反報告)
明里香(プロフ) - 48話に名前変換出来ていない箇所があります。 (2019年3月8日 22時) (携帯から) (レス) id: 85d4df75a2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:シノ | 作成日時:2018年5月19日 19時