★第40話 ページ40
薄暗い地下を歩くこと数十分、やっと地上につくことができた
「ここは･･････？」
「さっきのパーティー会場から数キロ離れた俺の隠れ家です」
真翔さんから言われて、引き出しを開くと救急箱が入っていた
ササッと真翔さんの傷を手当する
「後で病院に行ってくださいね」
「ありがとうございます、降谷様」
「あの･･････その呼び方は･･･」
「すみません、つい。Aの初恋の人に･･･会えたので」
真翔さんは柔らかく微笑んだ
窓のからパーティー会場を見る
火の勢いが凄かったのか、跡はなにも残っていなさそうだ
「全ての証拠隠滅のための火事･･･か･･･。A様は無事だろうか」
真翔さんのつぶやきと共に携帯が鳴る
ベルモットだろうかと思ったのだけれど画面には違う名前が表示されていた
「･･･コナン君？どうかしたのかい？」
「安室さん！？今までどこにいたの？電話しても繋がらなくて･･･」
「あぁ、ちょっと地下にいたからね」
「それより、Aさんが大変なんだ！」
「Aが？」
真翔さんが窓の外からこちらに視線を移す
コナン君との電話を真翔さんにも聞こえるようにスピーカーホンにする
「火事になってから様子がおかしくなっちゃって」
「どんなふうにですか？」
「真翔さんも一緒なの？」
「えぇ、色々ありまして。それでA様はどうなさったのですか」
「Aさん、火の中にお兄ちゃんがいるってずっと言っていて、ある人が抱えて逃げて無事なんだけど、意識無くしちゃって･･･病院に運ばれたんだ」
真翔さんの目が見開かれていく
「病院の名前教えるから行ってあげて！」
コナン君から病院を聞いて、電話を切る
「真翔さん、向かいましょう！･･････真翔･･････さん？」
真翔さんは俺の声が聞こえていないのかそこから動かない
いつもはAのこととなると率先して動いているのに
「真翔さん？どうかされましたか？」
「･･････！あ･･････いえ･･････病院に行きましょうか」
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シノ(プロフ) - 明里香さん» ご指摘ありがとうございます！！すべて修正しました！ (2019年3月8日 22時) (
レス) id: 65e670836d (このIDを非表示/違反報告)
明里香(プロフ) - 25話にも名前変換出来ていない箇所があります。また、叔父との続柄は孫ではなく姪です。 (2019年3月8日 22時) (携帯から) (レス) id: 85d4df75a2 (このIDを非表示/違反報告)
明里香(プロフ) - 19話にも名前変換出来ていない箇所があります。 (2019年3月8日 22時) (携帯から) (レス) id: 85d4df75a2 (このIDを非表示/違反報告)
明里香(プロフ) - 17話に名前変換出来ていない箇所があります。 (2019年3月8日 22時) (携帯から) (レス) id: 85d4df75a2 (このIDを非表示/違反報告)
シノ(プロフ) - レモンさん» はじめまして！返信遅くなって申し訳ありません！コメありがとうございます！これからも楽しんで貰えるよう頑張っていきます！！ (2019年2月11日 21時) (レス) id: 65e670836d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：シノ | 作成日時：2018年4月16日 0時
