ブックカフェの情報屋【降谷零・安室透】

☆第34話 ページ34

「あれー？Aさんじゃないですか！」

「ん？あ･･･園子ちゃん！」

鈴木財閥のご令嬢ならこのパーティーに招待されていてもおかしくはないか

「Aさんも招待されていたんですね〜」

「あー･･･うん、まぁ。稲熊 雅彦が叔父さんだからね･･･」

「えっー！そうだったんですか！？」

「それじゃあ、この間言っていた"ゼロ"って言う人も御曹司か何かなんですか？」

園子ちゃんの後ろからひょっこり現れる蘭ちゃん

よく昔話したことを覚えているね･･･

若い子の記憶力って、怖い。

「いやいや、ゼロは普通の人だよ。私は断然庶民派だしね」

まぁ、こんなこと言ったら恨みをかうだけだよね〜

安室くんにもコナン君にも冷たい目で見られたこともあったな･･･

「今日は2人だけなの？」

「お父さんとコナン君も一緒に来たんだけど･･･」

なるほど、毛利さんは美人のお姉さんにメロメロでコナン君は目を離した隙にいなくなったのだろう

全く･･･心配しかかけないね。あの少年は

「僕ならここにいるよ？」

蘭ちゃんの後ろからひょっこりと現れる

かなりびっくりしたじゃないか！心臓に悪い

「コナン君！どこに行ってたの？いきなりいなくなっちゃったから心配したのよ？」

「ごめんね〜ちょっと美味しそうな料理があって･･･」

うわ〜、必死に誤魔化してるよ

「コナン君、あまり蘭ちゃんを困らせたらダメだよ？」

「うん！わかったー！」

「ところで、昴さんは一緒じゃないのかな？」

「昴さんなら急用ができたみたいで、一緒に来れなかったんだ」

「へぇ･･･」

FBIの仕事でもしてるのかもしれない

あいつらが獲物を狙いに来ているのならば

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