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☆第32話 ページ32

広い会場

たくさんの人

美味しそうな食べ物

賑やかな笑い声

叔父様のパーティーに出席してから10分で会場の隅の方に移動して時間を潰す

本当にこういう場は苦手なものだ

「Aさん、とてもお暇そうで」

「うん、とーっても暇。誰かさんが一緒にいてくれないから」

嫌味たっぷりに言ってやると安室くんは苦笑いを浮べた

「ミルクレープ持ってきたのでこれで勘弁してください」

「うん・・・許す」

ミルクレープを受け取ると安室くんは隣にきて壁によしかかった

さっきベルモットと来ているところを見たからきっとバーボンとして役割があるのだろう

今回はなにも聞いていないのでどんな任務なのか分からないけど

「Aちゃん!こんな所にいたのかい!」

「・・・叔父様、ごきげんよう」

叔父様はこちらにやってくると遠慮なく私の肩をバシバシと叩いた

「隣にいるのは安室くんだね!Aちゃんのお父さんから話は聞いてるよ〜!」

「はじめまして、安室 透です」

完璧な笑顔を作って握手をしている

さっきまでちょっと気を抜いていたのに

「こんなところに来てまで一緒にいるとはラブラブだねー!」

叔父様、かなり上機嫌だな・・・

安室くんが本当は違う女の人と行動してるって聞いたらどんな顔をするのだろうか

まあ、とりあえず一緒にいるときに叔父様と会えて良かったのだろう

「えぇ、僕はAさんにぞっこんですので」

「いやー!言ってくれるじゃないか!いい男を捕まえたね〜!Aちゃん!」

「あはは・・・まぁ。」

叔父様が上機嫌で去っていくのを見届けてから安室くんを睨みつける

「違う女と来ていてよくもさっきの様なセリフが言えたものだね」

「今のは嘘偽りはひとつもないので。彼女はあくまで仕事のパートナーってだけですし・・・あ、もしかして嫉妬してますか?」

こちらを覗き込んでくる安室くんの顔はとても楽しそうだ

嫌味をたっぷり言ってやろうと思ってたのに結局反撃されてるし

「・・・・・・悪い?」

「・・・いえ、嬉しい限りですね」

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設定タグ:名探偵コナン , 安室透 , 降谷零   
作品ジャンル:恋愛
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シノ(プロフ) - 明里香さん» ご指摘ありがとうございます!!すべて修正しました! (2019年3月8日 22時) (レス) id: 65e670836d (このIDを非表示/違反報告)
明里香(プロフ) - 25話にも名前変換出来ていない箇所があります。また、叔父との続柄は孫ではなく姪です。 (2019年3月8日 22時) (携帯から) (レス) id: 85d4df75a2 (このIDを非表示/違反報告)
明里香(プロフ) - 19話にも名前変換出来ていない箇所があります。 (2019年3月8日 22時) (携帯から) (レス) id: 85d4df75a2 (このIDを非表示/違反報告)
明里香(プロフ) - 17話に名前変換出来ていない箇所があります。 (2019年3月8日 22時) (携帯から) (レス) id: 85d4df75a2 (このIDを非表示/違反報告)
シノ(プロフ) - レモンさん» はじめまして!返信遅くなって申し訳ありません!コメありがとうございます!これからも楽しんで貰えるよう頑張っていきます!! (2019年2月11日 21時) (レス) id: 65e670836d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:シノ | 作成日時:2018年4月16日 0時

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