ブックカフェの情報屋【降谷零・安室透】

☆第30話 ページ30

「はぁ〜」

今日でちょうど１週間だ

付き合ってからというもの、こんな長時間会わないことなんてあっただろうか

原因は分かっている

真翔がパーティーの招待状を渡しにやってきた日の夜にくだらないケンカは起きた

見事、昴さんとコナン君と真翔に酔い潰された私を零が迎えに来てくれた

その後言い合いになった

これ、確実に私が悪いよね〜･･････

でも私だって男友達くらいいるし･･･

反省気持ちと、納得いかない部分があって結局今日までズルズルと謝れずに引きずっている

零には酒癖の悪い女とか思われて呆れられたかな〜

「はぁー･･･」

どうせシラフじゃこの件は素直になれないし、酒癖の悪い女だって飽きられてるなら酔っ払った勢いで謝ろうか

でもそんなことしたら反省してないって思われるし･･･

あぁもう！どうしたらいいの！？

「こんな悩んだことなんて最近あったけ･･････？」

も〜！こうなったら直接会いに行ってやる！！







家の前で待つこと2時間

足が痛くなってドアの前にしゃがみこむ

なんでこんなに帰ってくるのが遅いの？

ポアロのバイトの時間は終わってるはずだし、公安の仕事なら家でやるはずなのに

まさか、あの組織関連で何かあったとか？

連絡取っていない間に危険な任務についていたとか？

考えれば考えるほど、最悪なことしか頭に浮かばなくなり体が震えてくる

零･･･お願いだから早く帰ってきて･･････！

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