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★第17話 ページ17

愛車の助手席に彼女を乗せることになるのはもう少し先だと思っていたのに

「悪いね〜安室くん」

「・・・いまは安室じゃなくていいだろう」

「前までは2人のときも安室 透だったのにね」

ニヤニヤしながら言われても反論ができない

なるべく安室 透として関わってきたのだから

降谷 零として一緒に飲んでいたら色々と危なかったからな・・・

「両親には安室 透として紹介するんだよね?」

「今は・・・な」

チラリと助手席の方を見ると少しブスっとした顔をしていた

「Aもワガママを言うようになったな」

さっきのお返しと言わんばかりにからかってやるとさらに不貞腐れた

彼女と付き合うこととなってから一週間

親が安室くんと会いたがってるから実家に来てほしいと頼まれて、現在向かっている

「にしても、親はせっかちだよねぇ〜。付き合って一週間で紹介しろなんてさ〜」

「お見合い直前だったし、タイミング的にちゃんとした男と付き合っているのか心配なんじゃないか?」

「なるほど・・・。あ、そこ右ね」

「ナビついてるから心配するな」








「さぁ!着きました!安室くん!」

彼女がお金持ちなんじゃないかと薄々とは思っていたけど、こんな豪邸に住んでいたとは

「Aさん、あなたはどの辺が庶民なんですか?」

「うん?親はお金持ちでも私は庶民だよ!」

ドヤ顔で言われても、こんな豪邸を見せつけられてからは素直に頷けるわけもない

「A!おかえり〜」

「お母さん!ただいま!」

「あなたが安室くんね!娘から色々聞いています」

色々って何話したんだ

「初めまして、Aさんとお付き合いさせていただいてます、安室 透と申します。よろしくお願いします」

「主人も待ってますよ〜さぁ、上がって」

お父さんはどんな方なんだろうか

安室 透のときに好印象を与えていたほうがのちのち楽だろう

ここは踏ん張りどころだ

家に上がらせて貰って、一言言わせてもらうと

とりあえず広いし、部屋数が多い。

「A様。お元気そうですね」

「真翔!久しぶり〜!安室くん紹介するね執事の新城 真翔」

「初めまして安室様。柚希様の執事の新城でございます」

1人前に執事がいて、何処が庶民だ

「真翔、安室くんをお父さんの所まで案内しておいて!私お茶入れてくるから!」

「A様、お茶は私が入れていきますので」

「いや!私がやるの!これは命令です」

「・・・・・・かしこまりました」

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設定タグ:名探偵コナン , 安室透 , 降谷零   
作品ジャンル:恋愛
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シノ(プロフ) - 明里香さん» ご指摘ありがとうございます!!すべて修正しました! (2019年3月8日 22時) (レス) id: 65e670836d (このIDを非表示/違反報告)
明里香(プロフ) - 25話にも名前変換出来ていない箇所があります。また、叔父との続柄は孫ではなく姪です。 (2019年3月8日 22時) (携帯から) (レス) id: 85d4df75a2 (このIDを非表示/違反報告)
明里香(プロフ) - 19話にも名前変換出来ていない箇所があります。 (2019年3月8日 22時) (携帯から) (レス) id: 85d4df75a2 (このIDを非表示/違反報告)
明里香(プロフ) - 17話に名前変換出来ていない箇所があります。 (2019年3月8日 22時) (携帯から) (レス) id: 85d4df75a2 (このIDを非表示/違反報告)
シノ(プロフ) - レモンさん» はじめまして!返信遅くなって申し訳ありません!コメありがとうございます!これからも楽しんで貰えるよう頑張っていきます!! (2019年2月11日 21時) (レス) id: 65e670836d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:シノ | 作成日時:2018年4月16日 0時

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