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☆第16話 ページ16

「お見合いですか · · ·」

「ずっと、好きな人がいるからって断ってきたんだけど、もう限界らしくて · · ·」

「それで、僕に恋人のフリをしてほしいと」

「好きな人とは今、付き合えないから」

彼は恋人を作れるほど暇な人間じゃない

今抱えているものを解決できるまで付き合うことはできないだろう

「でも、お見合いするよりは安室くんがいい」

例え、"安室 透"だったとしても好きな人だ

でもできることなら"降谷 零"の彼女になりたい

昔からの変わらない夢

「Aさんは"ゼロ"が好きなんですよね?」

「え?安室くん、まさか聞いてたの!?」

顔がどんどん火照っていくのを感じる

たぶん、りんご並みに真っ赤だろう

「だから、"安室 透"ではなく"降谷 零"として言う · · · · · ·俺と付き合って下さい」

涙が静かに零れた

ずっと、願っていたことが叶ったのだから

「確かに、今は堂々と降谷 零の彼女とは言えないがそこは我慢してくれよ?」

「はいっ!!」

零は優しい笑みを浮かべながら涙を拭ってくれた









「で?お前はいつから俺のこと好きだったんだよ」

「· · · · · ·警察学校のときから」

· · · · · ·恥ずかしい。

カレカノという関係になってから零さんがとっても甘々なんですけど!?

気がつけば零の膝の上に抱っこされていた

「でも、卒業してからは"安室 透"だったでしょ?安室くんに告白するのもなんか違うな〜って思ってて」

「挙句の果てには"安室 透"に告白したわけだけどな」

「うぅ· · ·」

「まぁ、沖矢昴に言わなかったことだけ褒めてやるよ」

零の手が頭を優しく撫ぜてくれる

気持ちいい〜

犬や猫たちはこんな気持ちなのだろうか

「なんで昴さん?」

「お前、好みだ〜とか言ってただろ。あの時本当にヒヤヒヤしたんだからな!」

「へぇ〜どうして?」

「· · · Aを取られるかと思ってだよ」

ちらっと零の顔を見ると照れているのか赤くなっていた

「照れちゃってかーわい♡」

「· · ·うるさい」

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設定タグ:名探偵コナン , 安室透 , 降谷零   
作品ジャンル:恋愛
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シノ(プロフ) - 明里香さん» ご指摘ありがとうございます!!すべて修正しました! (2019年3月8日 22時) (レス) id: 65e670836d (このIDを非表示/違反報告)
明里香(プロフ) - 25話にも名前変換出来ていない箇所があります。また、叔父との続柄は孫ではなく姪です。 (2019年3月8日 22時) (携帯から) (レス) id: 85d4df75a2 (このIDを非表示/違反報告)
明里香(プロフ) - 19話にも名前変換出来ていない箇所があります。 (2019年3月8日 22時) (携帯から) (レス) id: 85d4df75a2 (このIDを非表示/違反報告)
明里香(プロフ) - 17話に名前変換出来ていない箇所があります。 (2019年3月8日 22時) (携帯から) (レス) id: 85d4df75a2 (このIDを非表示/違反報告)
シノ(プロフ) - レモンさん» はじめまして!返信遅くなって申し訳ありません!コメありがとうございます!これからも楽しんで貰えるよう頑張っていきます!! (2019年2月11日 21時) (レス) id: 65e670836d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:シノ | 作成日時:2018年4月16日 0時

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