B級ソロの長期任務 (ページ8)

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7話ページ8

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次の日

対韓国

『あらあら、まぁまぁ…』

韓国レッドバイソンの攻撃は、反則プレーが主だった

それにしても

試合が始まる前、韓国の監督が｢この試合には調整が必要｣とか何とか言ってましたけど

『調整って、なんだと思います？一星さん』

｢さ、さぁ…？｣

まるで、｢俺に話を振るな｣とでも言っているかのような目だ。

私、聞こえてたんですよ？

君が｢この試合、日本は負ける｣って言ってたの。

…

あら？

この音は…

『監督、私用事が出来たので少し出てきます』

｢はぁーい、行ってらっしゃぁーい｣

｢気をつけろ｣

｢ちょっと、櫻井さん！試合中よ！？｣

｢試合より大事な用事ってなんなんだよ！！｣

神門さんやベンチの選手が次々に声を上げる

私、かなりの嫌われ者ですねぇ

仲良くするつもりはないので、都合はいいのですが

スタジアムゲートを出ると、付近の花壇から気配を感じた

花壇だけじゃなく、川の中、建物と建物の間

『…結構多いじゃないですか』

ガサガサと動き回る小型トリオン兵ラッド

ここは人通りも少ないし、パッパと片付けますか

『トリガー起動(オン)…』

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