187話 ページ8
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空中で姿勢を崩した2人が、同時に落下する
悠馬くんは、充に選ばせたのだ
本当の自分と向き合う という選択肢を
倒れたまま放心している充に手を伸ばす悠馬くん
まるで、闇の底で溺れる充を救い出すかのように 充を引き起こした
『まだまだ小さなガキだと思ってたのに、世界を変える男は一味違うなぁ』
悠馬くんとパスを交換しながら前進する充の表情からは、焦燥感は消えていた
｢自分の心に正直に……俺がしたいのは、あの頃みたいなサッカーだ！！
アツくて、楽しくて、自由に戦えるサッカーだ！！｣
充は華麗なテクニックで、相手を次々に抜いていく
｢あの時みたいなサッカーを、いつか絶対、光と一緒に……｣
｢裏切り者め！！｣
充の言葉は、相手選手の怒りによって遮られた
刻印を持つDFのペッカが、恐ろしい必殺技を繰り出した
｢レッドホットチリ･メテオ！｣
叫び声とともに、空から巨大な隕石が降ってきた
｢チャンスはやった！お前は最後の選択を誤った！｣
違う！！
そんな事ない！！
隕石は次から次に地上へと落ち、フィールドの芝を焦がす
｢兄ちゃん、俺のことはもういいんだ！！｣
『！！？』
人格が、崩れ始めている！？
｢うあっ、、｣
｢俺は…俺は一体…誰なんだ、、？｣
｢兄ちゃん、、俺にもう…構わないで、、っ！｣
そう、絞り出すような声を最後に 涙を流し ついにその場に膝をついた
｢一星ぃぃいいいい！！！｣
まずい、このままじゃ充に隕石が直撃する…！！！
なにか、なにか助ける術はないのか…っ！
『、、ある、ひとつだけ…』
1度しか、見たことないけど…
ぶっつけ本番でやるしかない！
『…おりゃっ！！！』
．
左手を、横にスライドするように全力で振る
前にテレビで見た、王帝月ノ宮と雷門の試合で 灰崎がやっていた真空波を足ではなく手でつくったのだ
私が作った真空波は、充を隕石から遠ざけるように 体をふわりと包み込んだ
こ、、こんなぶっつけ本番で上手くいくのか…
超次元ってすげぇ…
……私もすごいわ、、
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ドラゴン(プロフ) - 直夢フラグ…！！ｼﾞｭﾙﾘ (2020年9月22日 6時) (
レス) id: 9b62aa768c (このIDを非表示/違反報告)
潮田 さとう(プロフ) - 輪廻さん» おやおやおやぁーー！？どうなる九条〜どうした九条〜！！ (2020年9月22日 0時) (レス) id: 5a6969804a (このIDを非表示/違反報告)
輪廻(プロフ) - こ…これは…もしや、記憶喪失！！？？ (2020年9月21日 23時) (レス) id: a614865e72 (このIDを非表示/違反報告)
潮田 さとう(プロフ) - ドラゴンさん» 野九は王道のイメージ、ベル九はちょっと大人なイメージ、充九はカップルじゃなくてコンビ感、光九は姉弟のイメージ、ってら所でしょうかねwピンクには……入らない、、気がします！w (2020年9月21日 8時) (レス) id: 5a6969804a (このIDを非表示/違反報告)
ドラゴン(プロフ) - のさくじょも良いしベルくじょもいい…薄い本ないですかねぇ？後、何故かベルナルドさんがやろうとしていることがピンクな感じに聞こえてしまった僕は、もう手遅れなのでしょうか…！？ (2020年9月21日 7時) (レス) id: 9b62aa768c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：潮田 さとう
| 作成日時：2020年8月28日 21時
