122.5話 ページ4
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『よろしくお願いします』
晴れたグラウンドに、綺麗なソプラノの声
雑誌やテレビでしか見たことの無いサッカーファンの間で美人と話題の女子が
自分の学校の制服を着て立っていた
九条A。
それが、彼女の名前
可愛いだけのマネージャーなんて
沢山いる
こいつはどうせ、自分の可愛さに甘えて
役に立たないんだろうな
今までこのチームにいたマネージャーで、ろくな人間が居なかったから
そう考えてしまうのは、自然な流れだった
…だけど
『スピード落ちてきてるよ、もうちょっと頑張って！』
『反応鈍いよ！もう1回！』
『足、怪我してるでしょ？処置するからベンチ座って』
テキパキとマネージャー業務をこなしながら、一人一人的確に指示を出していく
ウォーミングアップの走り込みも、他の選手と同じペースか、それより速いペースで走っている
『水分とって、汗かいたら体が冷えないようにタオルで拭いて！』
｢…あ、りがとう…ございます、、｣
なんでこの人
息一つ切れてないんだよ
『こら一星くん！ちゃんと汗拭きなさい！』
｢う゛わっ！！｣
ガシガシとタオルで頭をぐちゃぐちゃになるくらい乱暴に拭かれる
｢なにするんですか！？｣
『一星くんが拭かないからでしょ！』
ムスッと頬膨らまして、注意される
この人、見た目と反して意外と力強い…
……でも、なんでだろう
この行為が嫌とは感じなかった
むしろ、懐かしいような…
俺、昔 誰かにこんなふうに
頭を撫でられた事があったような…
ーーー
一星 side 終了
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むいた - 後もう一個。絵がうますぎじゃね？もうこの作品神級だわ。やべーほど気に入った。もう何日何年何ヵ月かけても最後までこの作品読む。 (2021年6月18日 5時) (
レス) id: f0291326f8 (このIDを非表示/違反報告)
むいた - ちょーおもろいな気に入ったぞお前の作品。これからも応援してる。次の作品も楽しみに待っているぞ。 (2021年6月18日 5時) (レス) id: f0291326f8 (このIDを非表示/違反報告)
kazuzu - なんですかこれは神じゃないですか！！（ありがとうございます頑張って下さい！！！） (2020年7月14日 20時) (レス) id: 6a85ce275b (このIDを非表示/違反報告)
影 - 面白いです！次の話楽しみにしてます！ (2020年7月3日 16時) (レス) id: 62e337a9c1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：潮田 さとう
| 作成日時：2020年7月2日 1時
