131話 ページ14
．
家に帰ると、ママとは違う 黒いローファーがあった
少し大きい…大人のサイズかな
『ただいま』
｢おかえりなさい、Aちゃん｣
｢おかえり｣
ママの後に聞こえた、聞きなれない低い大人の声
玄関までママと一緒に来た人は
あのアルバムで見た、男の人だった
｢初めまして。お母さんからは聞いていると思うが、あたらしい父親になる新条琢磨だ。
よろしくな｣
顔色ひとつ変えず、愛想もない
何だこの人。
産まれてくる時にママのお腹に愛想というものを置いてきちゃったんでちゅかねぇ！？
それとも、百合子おばさんと子作りに励んでる時にでも ソコから全部吸い取られちゃったのかなぁ！？(下品)
…っていうくらい、ピクリとも笑わないんですけど
『…こちらこそ、、』
｢あ、いっけなぁーい！大事な人調味料買ってくるの忘れちゃった…
ねぇ琢磨さん、買ってきてくれない？｣
私の顔を見て、パンっと手を叩いたかと思うと 何やら買い物忘れを思い出したらしい
｢あぁ、分かった｣
この人の事を知れるチャンスだ
『ねぇ、私も着いていっていい？
ロシアにまだ慣れなくて、見ておきたいんだ』
｢いいよ｣
．
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むいた - 後もう一個。絵がうますぎじゃね？もうこの作品神級だわ。やべーほど気に入った。もう何日何年何ヵ月かけても最後までこの作品読む。 (2021年6月18日 5時) (
レス) id: f0291326f8 (このIDを非表示/違反報告)
むいた - ちょーおもろいな気に入ったぞお前の作品。これからも応援してる。次の作品も楽しみに待っているぞ。 (2021年6月18日 5時) (レス) id: f0291326f8 (このIDを非表示/違反報告)
kazuzu - なんですかこれは神じゃないですか！！（ありがとうございます頑張って下さい！！！） (2020年7月14日 20時) (レス) id: 6a85ce275b (このIDを非表示/違反報告)
影 - 面白いです！次の話楽しみにしてます！ (2020年7月3日 16時) (レス) id: 62e337a9c1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：潮田 さとう
| 作成日時：2020年7月2日 1時
