120話 ページ20
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中国の必殺タクティクス[みんなでキョンシー]は、小刻みにジャンプして、進路を塞ぐ
マークを振り切れないジャパンは、パスを受け取ることが出来ない
どうにか中盤まで下がってパスを受けた灰崎さん
しかし、前進する手立ては封じられていた
ボールを頭上に蹴りあげ、必殺シュート[パーフェクトペンギン]を放つ
『…距離が遠いな』
距離が遠く、いつもの破壊力は生まれず ゴールには至らなかった
一転、守備に回れば中国の必殺タクティクス[蒙古襲来]を受ける
土煙の中から、中国イレブンが騎馬隊の如く現れ、ディフェンス網は呆気なく破られてしまう
ハオくんの[天空隼弾]は、トリプルゴールキーパーが[ザ･アシュラ]で食い止めたものの、ジャパンは中国の、攻守にわたる新タクティクスを前に、もはや為す術を失っていた
(まずいな…このままじゃ…)
私同様、フィールドに立つジャパンのみんなも焦りを感じていた
しかし、野坂さんの戦術によって
稲森さんの周りには人間バリケードのようなものが出来上がる
稲森さんをマークしていたハオくんが、そのバリケードを飛び越える
そして、その瞬間 青いユニフォームがバリケードを飛び出した
『光兄！！』
その足には、ボールが。
前線の不動さんにパスを繰り出し、不動さんの必殺シュート[マキシマムサーカス]が中国のゴールに突き刺さる
『やった！！』
不動｢なーにが雑技団だ！俺のサーカスの方が断然上だぜ！｣
試合は振り出しに戻った
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潮田 さとう(プロフ) - かなえさん» 嬉しいです！！ありがとうございます〜っ！！ (2019年12月26日 13時) (
レス) id: 5a6969804a (このIDを非表示/違反報告)
かなえ - 続きがすごく気になってたので嬉しいです！アイドルのメンバーの子達もすごく可愛いです！このお話が本当に大好きです！ (2019年12月26日 10時) (レス) id: a03bb62dba (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：潮田 さとう
| 作成日時：2019年11月8日 1時
