117話 ページ17
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『ひ……ヒロトさん…』
肩にタオルをかけて、額の汗を拭っているヒロトさん
『ぁ…えっと…』
ヒロト｢？………お前、顔色悪いぞ。具合でも悪ぃのか…｣
ーﾊﾟｼﾝｯ
乾いた音が木霊する
私はすぐに我に返った
気にかけてくれたヒロトさんの手を
私は払い除けたのだ
『す、、すみません…なんでもないので、、大丈夫です…』
ヒロト｢大丈夫なわけねぇーだろ｣
ヒロトさんの横切ろうと、前に歩くと 手首を捕まれた
ヒロト｢顔色悪ぃし、今にも泣きそうな顔して何が大丈夫だ。説得力ねーよ｣
無理やりヒロトさんの方に、体を向けられ 両肩を掴まれた
ヒロト｢お前 何隠してる。言え｣
『…っ！！』
鋭い瞳が、私の顔をうつす
なんて酷い顔をしているんだ、私は
これじゃ、あからさまに心配してくださいと言っているようなものじゃないか
やっと光兄がオリオンから抜けて、チームに馴染めてきたのに…私が皆に心配かける訳にはいかない
これ以上、チームに迷惑かけれない
『ごめんなさい……すこしだけ、、不安になっちゃって……
日本が負けるわけ無いのに……中国との試合をみていたら、、怖くなっちゃって……』
ヒロト｢ンだよ、そんなことかよ｣
頭をガシガシとかきながら、私の頭に右手をのせると そのまま髪の毛をクシャクシャと撫でた
『わわ、、ヒロトさん…？』
ヒロト｢心配いらねぇ。俺達が勝つ
だからそんな顔すんな｣
いつものように、自信満々に笑うヒロトさん
ごめんなさい、ヒロトさん
私、嘘ついた
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潮田 さとう(プロフ) - かなえさん» 嬉しいです！！ありがとうございます〜っ！！ (2019年12月26日 13時) (
レス) id: 5a6969804a (このIDを非表示/違反報告)
かなえ - 続きがすごく気になってたので嬉しいです！アイドルのメンバーの子達もすごく可愛いです！このお話が本当に大好きです！ (2019年12月26日 10時) (レス) id: a03bb62dba (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：潮田 さとう
| 作成日時：2019年11月8日 1時
