83話 ページ3
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監督は“オリオンの使徒”の存在を知っていた。
お兄ちゃんがそれであることも。
それでも監督は、牙を向ける使徒である兄を排除するのではなく、目を覚まさせる道を選んでくれた
サッカーで救うために…
だけど、、周りを見れば安易に分かってしまう
混乱して震えが止まらない今の状態じゃ、とても満足にはプレイできそうにない
誰一人、何も言えず お兄ちゃんに同情を寄せていた
円堂「よし、やろう!」
え、、円堂さん…?
円堂さんが拳を上に振り上げた
灰崎「本気かよ」
不動「一星の面倒を見ながら試合しろってのかよ?」
2人は呆れたような顔をして円堂さんに言い返す
円堂「心配するな、ゴールは俺が守ってみせる!」
稲森「大丈夫!サッカーなら……俺達がアツい思いを込めれば、きっとサッカーは一星をたすけてくれるよあ!やろう!やろうよ、みんな!」
『2人とも………私からも、お願いします…!!兄を…救いたいんです!!!』
灰崎さん、ヒロトさん、不動さんは顔をしかめたものの、残るみんなの表情は決意に染まっていた
円堂「俺達は一星を助けて、試合にも勝つ。
さぁみんな、後半戦もいくぞ!!」
ーーー
後半戦の準備をみんながしている頃、私は監督にこえをかけた
『監督、これ…新しいカードです』
前々から念の為に作っておいた、新しいライセンスカード
今使用しているのは 星野光輝 としてのライセンスカード
趟「ホッホッホ、今渡してきた…という事は 後半戦からはこのカードを使用しても良いということですねぇ?」
『…はい!』
キラリと光るそのカードには
一星 葵と書かれ
青い髪が特徴的な 少女が写っていた
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キア(プロフ) - 面白いです!更新頑張ってください! (2019年10月11日 21時) (レス) id: c785cd048e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:潮田 さとう | 作成日時:2019年9月26日 22時