消息不明のアイドルは 5 (ページ15)

今日:1 hit、昨日:2 hit、合計:50,405 hit

95話ページ15

．

剛陣｢何？そんな凄かったか？｣

氷浦｢確かに彼は、李子文としては大したサッカーテクを見せていない。だけど、君は別の姿で俺たちを圧倒した。1人で、5人を相手にして｣

稲森｢はっ…！まさか｣

氷浦｢そう、彼は俺たちを苦しめた謎のサッカープレイヤー無敵ヶ原富士丸だ！｣

氷浦さんが、名探偵のように彼の正体を明かすと子文くんは観念したのか大きな被り物を外した

…やっぱり、

子文｢氷浦くんは僕の正体に気づいていたんですね、、まぁ最も…一番最初に気づいたのは葵ちゃんですけれど｣

一星｢葵も…？｣

向けられる視線に、苦笑いを送る

氷浦｢君がお面を被るところをたまたま見てしまったんだよ。後ろ姿だったけれど、その髪型は覚えていたからね｣

子文｢なぜバラさなかったんですか？｣

氷浦｢君の行動は俺たちの役に立っていた。隠しているからにはなにか意図があると思ったんだ｣

稲森｢葵はどうして…｣

『まぁ、私が男装してた時に女の子って子文くんにバレちゃいまして……みんなに内緒にして貰ってたので…言えなくて…

それに、子文くんは日本代表が決まる前から監督と一緒に居るので…なにか理由があるのかなーって』

一星｢そうだったんだ……って言うか、女の子ってバレてたのか｣

『私、男装苦手みたい』

てへっ

．