消息不明のアイドルは 5 (ページ24)

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番外編 4 ページ24

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とは、言いましたけども

『ホントに来てくれたんだね、ビックリしちゃった…』

先週、『私と言う沼に落としてやるから！』と、宣言したけれど、まさか本当にライブに来るとは思わなかった

しかも1番前で無表情でペンラ振ってた。

そして何故か、赤色のペンラ振ってんの私を見ながら。

嫌がらせでしょうか…((ﾆｯｺﾘ

野坂｢君がまた会いに来てねって言ったんでしょ｣

言ったけども…

それから、祝日のライブや、平日の夕方からのライブには

野坂さんが顔を出すようになった

そんなある日

野坂｢ねぇ、アオイちゃん。僕と勝負しようよ｣

『勝負？』

毎回物販に欠かさず来るものだから、他のファンの人達よりもより一層仲良くなった私たち

そして毎回唐突に、話を振ってくるのだ

野坂｢今からジャンケンして、ぼくが勝ったらお願い聞いてくれる？｣

『…お願い…？まぁ、私にできる範囲内なら…』

野坂｢無理なお願いはしないよ｣

そう言われ、ジャンケンをするとあっさりと負けてしまった

うん、私ほんとに運がないなぁ

野坂｢じゃ、僕からお願い1つ聞いてくれる？｣

『出来ることなら、、』

野坂｢アオイちゃんって、作詞作曲もしてるんだよね？｣

『え、それどこで知ったの？』

野坂｢あぁ、前にアカリさんの物販に行った時に聞いたんだ｣

あぁ、そうゆうこと

…ってか、私以外の物販にも行くのかこの人

『それで、願いって？』

野坂｢僕に曲を作ってくれない？｣

『……え？』

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