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50話 ページ10






《おおっと、、ここで前半終了です!!!》




野坂「そろそろ行こうか」


『……はい!』




入口付近に監督が立っていた




趟「アップをお願いしますよ、野坂くん、星野くん」



ーーー




剛陣「監督!俺を試合に出してくれよ!!」


趟「うーん、剛陣くんを出すにはちょっと早いと思うのです」




野坂「そうですね、剛陣先輩が出るのはまだ早い」


『…僕も同感です……!!秘密兵器は最後の最後まで温存しておくべきです…!!』




「…!!!野坂!!!」



「帰ってきたのか野坂!!!」



野坂さんの帰還に歓迎の声が上がる

2点を先制されたチームとは思えないくらい、雰囲気が明るくなった




趟「ピンチヒッターとして、頼みましたよ」


野坂「精一杯、やってみます」





趟「後半、星野くんは万作くんと交代です〜!頑張ってくださいね〜」


『ひぇ、、は、はい…!』



一星「……!?」



キャプテンマークを付けた野坂さんと共に、フィールドへと足を運ぶ





《後半、基山タツヤに変わって野坂悠馬、万作雄一郎に変わって星野光輝、どちらも本戦初出場です…!!》



《おや、星野に関しては データが全くありませんねぇ、どういった選手なのでしょうか!!楽しみですねぇ〜!!》




『まぁ、自分の名前 どこを探しても そりゃないでしょうよ……』



星野光輝なんて名前の人間、


この世に存在しないんだから…







ーーー

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作者名:潮田 さとう | 作成日時:2019年9月12日 19時

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