検索窓
今日:10 hit、昨日:2 hit、合計:57,720 hit

12話 ページ13






ソクがペクの服を掴むと、露になる肩

その右肩には 見覚えのある オリオンの刻印






『…!あれは』


勢いよくベンチから立ち上がる




神門「星野くん…?」


大谷「星野くん どうしたの?」




『………っ』




間違いない…あの黒印は

オリオンの使徒である 証




久遠「星野」


『…っ!………ぁ、久遠…コーチ…』





久遠コーチの呼びかけに

我に返る



趟「さっきの事で気が動転しているのでしょう、一星くん 彼を医務室まで連れて行ってあげてください」


え…どうして



一星「あ、はい!」




ーーー




in 医務室




『ごめんなさい…試合中なのに…迷惑かけてしまって…』


一星「いや、いいよ。星野くんのこと、なんだかほっとけなかったし」




星野くん……か





一星「具合はどう?少し落ち着いた?」


『…はい、さっきよりかはだいぶマシです…』




あぁ、本当はもっとちゃんと顔を見てお話したかったのに…



『………』



出来ない




一星「そう、それじゃ 行くね」



『ぇ、ぁ……』




一星「ん?なに?」






冷たい目が 自分を捉える

あ…ダメだ



『あ、えっと……頑張って ください…』


一星「ん、ありがとう」





意気地無し…

13話→←11話



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.6/10 (30 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
51人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:潮田 さとう | 作成日時:2019年7月3日 18時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。