せんせーが私に残したもの。

7話 ページ8

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季節の流れと言うのは早いもので、もうタンスからカーディガンを出す季節になってしまった



そして、彼。

絵心さんのイカれたサッカープロジェクトが開始する。




私は一足早く、ブルーロックという施設に足を運んだ。



……んだけど、、





『いや、広っ！！！』


「絵心さんが ブルーロック内を見学してていいって言ってたから、中に入ってて」

『はい』




連れてきてくれた帝襟さんにそう言われ、取り敢えず中を見学をしてはいるけども…



『律、ちょっといいかな』

《はい！なんでしょう、Aさん！》




スマホに話しかけると、中学の時とは違い、ハーフツインに髪を結び 表情が前よりも豊かになった律がひょこっと顔を出した



『スマホの充電、ここのコンセントからしたら この施設ハック出来る？』

《もちろんです！》




『この施設広すぎてさ、迷子になりそうなんだよね。』

《そういうことならお任せ下さい！》





よかった…

取り敢えず、ここで迷子になることは避けられた…




《因みにAさん。この施設は一体、何をするところなのてしょう？》




『あぁ、ここはブルーロック。


今からここに300人の才能の原石が集まり、世界一のストライカーを誕生させる実験施設……だよ』



《300人の中から……世界一を？》



『うん。絵心さんが言ってた。残りの299人の人生はめちゃくちゃになるだろう…って。


私はこのブルーロックで選手のサポートをすることになってる。』




メンタルケアサポート…と言えばいいのかな。

設備はこの施設でどうにかなるみたいだし。ここでメンタルがやられる人も多数出てくるだろうし





『頑張んなきゃ』

《応援してます！》



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