せんせーが私に残したもの。

16話 ページ17

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バロ義母が圧倒的な力を見せたことにより、チームXはバロ義母を中心に纏まり始めた。


すると、ものすごい速さで5点を先制し、絶体絶命に追いやられたチームZは何とか1点をもぎ取り 5ｰ1で試合を終えた






試合後、絵心さんに「どうだった？」と聞かれた



(言えない……バロ義母の鬼フィジカルに目を奪われてたなんて)






あぁ、でも

チームZの最後の得点は、少し驚いたな




11番の潔くんだったかな

最後のシュートを決めたのは國神くんだったけど。



他の選手と比べて、特に目立った特徴は無いと思ってたけど とんでもない武器持ってるじゃん。



アンリさんが纏めてくれていた資料に、あたらしい情報を書き足しておかなきゃ。


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X対Zの試合が終わっても、私の仕事はまだまだ山済みで、アレコレやっていたら もう夜遅くになっていた。



お腹すいちゃったけど、流石に今食べたら太っちゃうし……お白湯だけでも飲みに行こうかな

……と、思い 食堂に行くと 先客が居るのか、ドアの隙間から中からの光が差し込んでいた




もうすぐ消灯時間なんだけど、誰かいるのかな

それとも消し忘れ？


勘弁してよね、この施設 建設自体に高額積み込まれてんのに、電気代まで上がっちゃ アンリさんが泣いちゃう…








「そんなの簡単だ。俺はサッカーでスーパーヒーローになる」


「……へっ？」




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おや。



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