3話 ページ4
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『つまり、女子が構ってくるのがウザくて…形だけの彼女という存在を作れば 女子から開放されるのでは……という考えに至った結果
咄嗟に私の名前を呼んだ……と。』
「うん。」
「うん。」じゃねぇのよ。
何してくれちゃってんだ、こんにゃろ。
『…なんで私なの。近くにいたほかの女子でも良かったじゃん』
「苗字知ってる女子 西野しか知らない。」
席 出席番号順で私はキミの後だもんね。
1年の時も同じクラスだったから 席順変わってないもんね。
それに キミの席、前も両隣も男子だもんね。
でもせめてクラスメイトの名前くらいは覚えろ。
もう冬よ?
『理由は分かったけど、凪くんこれからどーすんの?』
「どう…って、あぁ……」
考えるのが面倒くさいのか、分かりやすくしょげている。
顔死んでる。
表情筋が動いてるとこ殆ど見たことないけど。
『とりあえず、学校内ではいつも一緒に居たいんだけど。』
「え…」
『この状況でキミの発言を無かったことにしないで。ボッチでいたら凪くんファンの過激派からトイレで水をぶっかけられる未来は見えてるから。それか校舎裏で複数にリンチされるか。』
「なにそれ」
夢小説では 王道でしょうが。
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彩華(プロフ) - 初めまして!イナイレの夢小説の時から読まさせて頂いております。作者様の小説は以前から程よい感じの恋愛小説ですのでとても私の好みにハマって読みやすいです。お忙しいとは思いますがこれからも更新頑張ってくださいね。 (7月3日 1時) (レス) @page14 id: 2b870d0ab1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:潮田 さとう | 作成日時:2023年6月27日 3時