今日からは貴方は元カレです。

3話 ページ4

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蘭って、やっぱりああいう女の子らしい可愛い子が好きだったのかな



そう言えば、私ってお金を時分に使ったことがあまりない気がする…




蘭が長い髪が好きだって言ってたから、ずっと伸ばし続けていた髪はお世辞にも自分に似合ってるとは思えない


服なんてスカートは制服だけで、私服でほぼ履いたことがない。



大体スキニーかジャージ

ワンピースなんて、1着も持っていない





ショーウィンドウに映る自分を見て、よく今まであの灰谷蘭の隣に立てたなぁと改めて実感した。

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『よし、決めた』



自分磨きしよう。

今までしてこなかった分、自分にお金をかけてやろう






そうと決まれば、私は行動に移すタイプだ。

美容室を予約して、服を買って、エステも予約しよう




「お客様、本日はどのような髪型にいたしましょう？」

『そうね…アッシュグレーに染めて、肩より上の長さに切り揃えてもらっていいですか？』

「かしこまりました」





腰まで伸びた長い髪をバッサリと切った



これでいい。

伸ばし続けるなんてそんな未練タラタラな事はしない。





美容室でヘアセットまでしてもらうと

次は服だ。






「お客様、お似合いです」

「元々スタイルがよろしかったので、ボディーラインがハッキリとわかる服はお似合いですわね」




値段なんて気にしない。

自分に似合う、着たいと思う服を購入した。




それからあたらしい下着を買って、コスメも買って

メイクのやり方を雑誌で勉強した。





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