2話 ページ2
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｢あーそれにしてもヒマすぎ。なーなんか面白いことして｣
｢急に振ってくるじゃん。本読めば｣
『あ、山本 その本なに？』
｢ドストエフスキーのカラマーゾフの兄弟｣
『聞いたことない。今度貸してよ』
｢いいよ｣
｢え、何。俺置いて話進んでる感じ？いれてよー｣
肩に手を回される
ここで振りほどいても、またしてくる
それはこの3日で嫌という程熟知してしまった
結果 放置。
｢内田さん、シバケンの扱い 慣れてきたよね｣
『なんか、色々と諦めてる』
｢どんまい｣
｢もーついてこないでよ！｣
｢俺も自分の教室に戻るんだよ！｣
ふと、廊下の方に目を向けると、言い合いをしている男女が目に止まった
｢なぁ、幸大。さっきの胸デカイ子｣
｢瀬戸口さん…だよ｣
『アンタ、女子の胸しか見てないの？最低』
｢その胸のでかい子と出てったやつって誰だろうな｣
『まさか、瀬戸口さんのこと狙ってんの？』
｢Aちゃん、知り合い？｣
『小学校の頃から学校が一緒だからね。』
｢あの2人って、、付き合ってんの？｣
『さぁ？私が知るわけないでしょ。そんなに関わった事ないし』
まぁ、喧嘩してるところならよく見かけるけど
いつもいつも、榎本はうちのクラスに来てるけど 多分瀬戸口さんに会いに来てるんだろうな
片思いしてんの、わっかりやすい。
それにしても、榎本も気の毒な人だ。
毎日懲りずにクラスに来るけど、いつも邪険に扱われている
｢なー、あいつら面白そうじゃね？｣
『うわ。今のアンタ すっごい悪役顔だよ』
｢何企んでんの？やめなよ｣
山本も白い目で見てる
｢ちょっと冷やかしに行こうぜ｣
肩におかれていた手を首に回され、強制的に連れていかれる
｢僕を巻き込まないでくれる？｣
『ほんとだよ。離してくれない？』
｢絶対、そのなんとか兄弟より面白いって｣
結局、私と山本は柴崎に強引に付き合わされた
2人で目を合わせ、重たいため息を着く
『勘弁してよ』
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そーだ - 文彩ありすぎです！！とっても最高ですし！更新待ってます！ (2022年8月1日 9時) (
レス) @page45 id: 93b7f457cb (このIDを非表示/違反報告)
(名前)雷夢(プロフ) - とっても最高ですね面白いです続きがとても気になります更新待ってます(*^^*) (2022年6月26日 1時) (レス) @page45 id: cbb31ce313 (このIDを非表示/違反報告)
るり - この小説が好きなので、続きが物凄く気になります！！無理しない程度に、更新頑張って欲しいです！ (2022年2月3日 5時) (レス) id: 1165331369 (このIDを非表示/違反報告)
まなぶ - とっても最高です！😭😭アリサちゃんと幸大くん推しなので2人が凄い見れて幸せです！！更新待ってます！！ (2022年2月2日 17時) (レス) @page45 id: 6cb75dce57 (このIDを非表示/違反報告)
ミオ(プロフ) - この話面白いです！更新頑張ってください！！ (2021年11月19日 15時) (レス) @page45 id: 054e3ea455 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：潮田 さとう
| 作成日時：2021年1月17日 22時
