標的９１１＊身近 ページ3
「宣戦布告を、しに来ました。」
私たちと対する、骸。
骸の傍には、緑のおしゃぶりを持つ、ヴェルデ。
まさか……
貴「骸も…代理……？」
頭がいっぱいで骸を見る。
骸「えぇ、そうです。ヴェルデ博士とは利害が一致していましてね。」
ヴェ「互いにガマンして組む理由はあるのでな。」
これは、強敵だ……。
もちろん簡単にリボーンの呪いを解くことができるとは思ってない。
でも、
骸「友と戦うのは嫌ですか？ A。」
貴「！ そりゃ…嫌だよ……。」
リボーンのために戦いたいと思う。
こんなに身近な人が代理になるって、なんで思い浮かばなかったんだろう。
骸「君の甘いところです、A。」
獄「てめぇ十代目の守護者でダチでもあんだろが！ そんな十代目に歯向かう気か！」
骸「クフフ。守護者というのは、僕には関係ありませんよ。」
山「確かに関係なさそうだな…。」
分かってる……。シモンの時もそうだった。
嫌だと思ってる。
骸「以前は君に敗北しましたが、今回は負けませんよ。」
貴「！」
変わらない骸の目。
私がそういうことに弱いのを分かってて……。
でも…………。
貴「できるだけ………戦う……。」
リボーンの呪いは解きたい。
今まで沢山力になってくれたから。
それに、迷って戦えるほど骸は優しくない。全力で向かわなきゃ私が負ける…。
骸「楽しみにしていますよ。」
そう言って背を向ける骸。
それ以上言うことはないって様子に思わず声を掛ける。
貴「待って骸！ クロームは！？」
骸「預かっていてください。」
骸がフランスから帰って来ても、クロームには会ってないらしい。
それにクロームは、並盛に来て、泣いていた。
京子ちゃんが聞いたには、置き手紙を通して骸から出て行くよう伝えられたらしい。
獄寺君は「牢獄から出たから用なしってことスかね……」って言ってたけど、私はそうは思わない。
去っていく骸の背を見る。
何を考えているんだろう………。
ヴェ「余計なことに気を回している暇などないはずだぞ。」
貴「え？」
ヴェ「六道骸だけではない。思いもよらぬお前の友人までもが、敵に回る可能性に気づいた方が良い。」
それだけ言って、ヴェルデも去って行った。
思いもよらぬ、友人……？
リ「ついでに恋人もな。」
貴「こいびっ……！ って、XANXUSさん！？」
獄「そういや『VARIA』に居ますよね……。」
貴「！ マーモン！」
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桜(プロフ) - kyokapi23さん» あわわっ……！ 嬉しくありがたい中に、若干の心配が……ｗ 夢中になってもらえて嬉しいです。これからもよろしくお願いします！ (2018年3月2日 19時) (
レス) id: f38863f7c8 (このIDを非表示/違反報告)
kyokapi23(プロフ) - テスト期間中から終わるまでぶっとうしで読んでしまいました(笑)面白くて止められませんでした！やっと追いつきましたので、更新楽しみに待ってます！ (2018年3月2日 13時) (レス) id: 73c735505e (このIDを非表示/違反報告)
桜(プロフ) - うたたね*さん» 最初からっ……！ ありがとうございます！ 続きを楽しみに思ってもらえるのはとても嬉しいです。ちょっと違う所を入れたりして、これからも楽しんでもらえるよう頑張ります！ 応援ありがとうございます！ (2018年2月23日 18時) (レス) id: f38863f7c8 (このIDを非表示/違反報告)
うたたね*(プロフ) - こんばんは、最初から全部読ませていただき、ここまで追いつきました....！面白すぎます、原作を知ってて先は分かっているはずなのに続きがきになって仕方が無いです....！これからも更新頑張って下さい！応援しています！ (2018年2月23日 0時) (レス) id: a87e162fc4 (このIDを非表示/違反報告)
桜(プロフ) - ウミソラさん» ありがとうございます。これからも楽しんでいただけるよう頑張りますね！ ご指摘ありがとうございます。訂正しておきます。 (2018年2月20日 18時) (レス) id: f38863f7c8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：桜
| 作成日時：2018年2月15日 18時
