標的４５８＊言葉 ページ8
《XANXUSside》
頭を撫でると少し嬉しそうに笑う。
その顔に安心させられる。
べ「王子も撫でるー！」
レ「貴様、ボスのお子様に！」
フ「栗ボスー、ミーがなでなでしてあげますよー。」
一気に騒がしくなる。
どうしようと迷う顔をして、ベルたちを見ている。
Ｘ「ほっとけ。」
？「え！？」
迷って変な動きをする。
それに笑う。
笑ったのはいつ振りだろうか……。
？「お……お父さまっ！」
Ｘ「ふはは！」
変なところで慌てる、コイツのこういうところはA似だ。
Aと同じで、俺を笑わせ驚かせる。
俺はまた、わしゃわしゃと息子を撫でてやる。
Ｘ「てめぇら、他の奴らを集めろ。」
レ「はっ！」
べ「りょーかい。」
フ「りょーかいでーす。」
ベルたちが部屋を出て行き、俺達2人だけとなる。
ソファーに並んで座る。
？「………お父さま。」
Ｘ「俺に何か言うのに遠慮なんざすんじゃねぇ。息子の言葉を受け止められないほど、器の小せぇ親じゃねぇよ。」
驚く顔をする。
親の立場が立場なだけに、コイツは親にすら遠慮する。
迷惑も、心配も、山のように掛ければいいものを………。
？「ごめんなさい……。」
わしゃわしゃ
？「わっ……！」
何とも言えない気持ちになり、息子の頭を少し乱暴に撫でる。
初めてこうした時は、加減が分からなかった。
それでも、コイツが嫌な顔をしたことは一度もない。
撫でる俺の手に自分の手を重ね、嬉しそうに笑う。
こういうところは、ガキらしい。
血の繋がったガキに、どう接すればいいのか………。
初めは全く分からなかった。
本当に小さな赤子を見るたび、触れれば壊れてしまうのではないかと……何度も手を伸ばそうとして、止めた。
そんな俺を、Aはいつも微笑まし気に見ていた。
俺は親にはなれないと、そう思っていた頃もあった。
それでも今………
？「お父さまぁ……！」
俺をそう呼んで、笑うコイツが居る。
あぁ………………
この想いは、どんな言葉でも表すことはできないだろう――――
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桜(プロフ) - マコさん» 明けましておめでとうございます。いつもコメントありがとうございます！ すごく励みになってます！ 本年もよろしくお願いします！ (2017年1月1日 10時) (
レス) id: f38863f7c8 (このIDを非表示/違反報告)
マコ(プロフ) - あけおめですね今年も素晴らしい作品更新頑張って下さいね僕は桜殿大好きですよ無理しないで下さいね(^_^;)っと言う事で今年もよろしくお願いしますねコメもしていきますよろしくお願いします(*≧∀≦*) (2017年1月1日 0時) (レス) id: 9031b8f468 (このIDを非表示/違反報告)
マコ(プロフ) - なんとスパナよ君ザンザス君の所有物を着替えさせるとかマジ許可とってからやろうな？後XBURNER完成するといいですなwっと言う事でこれからも更新頑張って下さいね(*≧∀≦*) (2016年12月31日 19時) (レス) id: 9031b8f468 (このIDを非表示/違反報告)
桜(プロフ) - マコさん» スパナもイタリアン人ですから、そこは配慮してると思います！ これからもよろしくお願いします！ (2016年12月31日 12時) (レス) id: 200393b397 (このIDを非表示/違反報告)
マコ(プロフ) - なんだとスパナよなーに手錠させてんの傷できんぞororoしてないよな(^_^;)っと言う事でこれからも更新頑張って下さいね(*≧∀≦*) (2016年12月30日 20時) (レス) id: 9031b8f468 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：桜
| 作成日時：2016年11月23日 18時
