標的４６３＊絶対に ページ13
《XANXUSside》
？「夢の中にお母さまが出てきて、笑ってた。」
ゆっくりと話し出した、夢。
？「それで、お母さまから、電話があった時に言ってたこと、思い出して。」
ル「Aちゃんが言ってたこと？」
ス「ミルフィオーレのことかぁ？」
カス鮫の言葉にはっきりと首を横に振る。
何だ？
全員が訝しむ。
？「あのね……お母さまがね……」
『お父さんを支えてあげてね。お母さんはもう少ししたら、ダメなことしちゃうけど、真似しちゃダメ。…………絶対に、迎えに行くからね。』
？「お母さまが言ってた、『ダメなこと』って…………」
Ｘ「あぁ………。」
ダメだと言いながら、お前は………。
その上、人のことまで気にかけて……。
……………………。
だが、待て。
Ｘ「おかしい……」
ス「あぁ。」
フ「ですねー。」
俺の言葉に同意を示すカス共。
それぞれの顔つきが変わる。
？「………ヘン？」
ス「ちぃっと、考えてみるか？」
？「うん……。」
まるで、勉強だ。
べ「この言葉って、本部が襲撃される前だろ？」
ル「本部が陥落してすぐ、交渉の席についたんでしょ？」
レ「Aは自分から行ったと聞いたぞ。」
了「その通りだ。」
本部が急襲を受け、陥落までそうかからなかった。
だが………
Aの言葉にある――――
『もう少ししたら』
フ「Aさんの言葉、なーんか意味ありげですよねー。」
ス「あぁ。ボスさんを支えてって、わざわざ栗ボスに言ってるしなぁ………」
それだけなら、交渉前に急いで電話をした可能性もあるだろうが、Aは敵との対決を前にゆっくり息子に電話をする奴じゃない。
目の前のことに最善を尽くす奴だ。
それに、もし交渉の結末を察していたなら、余計におかしな一言がある。
Ｘ「『絶対に』………」
べ「A、嘘はつかねーぜ？」
了「できない約束はしないぞ。」
何よりも引っかかるのはこれだ。
わざわざ、“絶対”という言葉を使っている。
相手に希望を持たせるような嘘はつかない。
我が子に残酷な嘘をつくような奴じゃねぇ。
たとえ我が子でも、いや我が子だからこそ、きちんと事実を伝える奴だ。
そのAが言った、『絶対』
いつものAなら、最後の一言は言わない。
……一体どういうことだ。
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桜(プロフ) - マコさん» 明けましておめでとうございます。いつもコメントありがとうございます！ すごく励みになってます！ 本年もよろしくお願いします！ (2017年1月1日 10時) (
レス) id: f38863f7c8 (このIDを非表示/違反報告)
マコ(プロフ) - あけおめですね今年も素晴らしい作品更新頑張って下さいね僕は桜殿大好きですよ無理しないで下さいね(^_^;)っと言う事で今年もよろしくお願いしますねコメもしていきますよろしくお願いします(*≧∀≦*) (2017年1月1日 0時) (レス) id: 9031b8f468 (このIDを非表示/違反報告)
マコ(プロフ) - なんとスパナよ君ザンザス君の所有物を着替えさせるとかマジ許可とってからやろうな？後XBURNER完成するといいですなwっと言う事でこれからも更新頑張って下さいね(*≧∀≦*) (2016年12月31日 19時) (レス) id: 9031b8f468 (このIDを非表示/違反報告)
桜(プロフ) - マコさん» スパナもイタリアン人ですから、そこは配慮してると思います！ これからもよろしくお願いします！ (2016年12月31日 12時) (レス) id: 200393b397 (このIDを非表示/違反報告)
マコ(プロフ) - なんだとスパナよなーに手錠させてんの傷できんぞororoしてないよな(^_^;)っと言う事でこれからも更新頑張って下さいね(*≧∀≦*) (2016年12月30日 20時) (レス) id: 9031b8f468 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：桜
| 作成日時：2016年11月23日 18時
