標的４６２＊一発 ページ12
《XANXUSside》
夜、息子は起きてきた。
笹川も戻り、夕食後。
了「俺がいない間に、そんなことになっていたのか。」
しみじみと感じ入っている笹川。
十年前よりは成長したな……。
ス「あ゛ぁ…。そっちはどうなんだぁ？」
べ「上の奴ら、何か言ってんの？」
笹川は全員を見渡し、最後に息子を見る。
そして眉間に皺を寄せた。
フ「栗ボスの前じゃ言いにくいんですかー？」
了「いや……。」
息子の頭を少し乱暴に撫でる。
息子にとって、Aの守護者共は兄のような存在だ。
？「ボク……いていい？」
了「おう。」
笹川が真剣な顔で話し始める。
了「上層部は、ミルフィオーレへの一斉攻撃を考えている。」
レ「なぬっ！」
ル「随分と大胆ね。」
ス「その話、どこまで進んでる？」
カス鮫の表情が一瞬で変わる。
こういう切り替えだけは速い。
了「上層部も混乱している。何より…………ボスを奪われたことへの憤りが強くてな。周りが見えていない節がある。」
笹川は、そんなカス共を落ち着かせることに手一杯らしい。
なるほど………。
ろくな考えもなく突っ込んでいきそうだってことか……。
Aが一番に避けようとする事態だ…。
Ｘ「明日は、俺も出る。」
了「助かる。」
今のボンゴレでは、ミルフィオーレとの戦力にかなりの差がある。
何か策を打たなければならないだろう。
Aの想いは継がせていく……。
俺は、守って進むだけだ。
Ｘ「ベル、フラン。コイツの傍に居ろ。」
フ「はーい。」
べ「ししっ。りょーかい。」
とりあえず、カス共には一発蹴りを入れるか………。
そんなことを考えていた時
？「お父さま……」
息子が俺の傍に来ていた。
Ｘ「何だ？」
少し揺れる瞳で、俺をまっすぐ見る。
コイツがこういうふうに俺を見る時は、伝えるべきことがある時だ。
俺は、組んでいた足を解き、聞き入る。
？「その…夢、みて………。」
フ「夢ですかー？」
全員が聞き入る。
？「大事なことだと思う……！」
Ｘ「どんな夢だ？」
ただの夢でない可能性がある。
『大事なこと』なら余計に。
コイツの可能性――――超直感に関わることかもしれない。
コイツが俺に伝えようとしていることは、全て、どんなことでも聞く。
俺は息子を膝に乗せ、そっと言葉の続きを待った。
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桜(プロフ) - マコさん» 明けましておめでとうございます。いつもコメントありがとうございます！ すごく励みになってます！ 本年もよろしくお願いします！ (2017年1月1日 10時) (
レス) id: f38863f7c8 (このIDを非表示/違反報告)
マコ(プロフ) - あけおめですね今年も素晴らしい作品更新頑張って下さいね僕は桜殿大好きですよ無理しないで下さいね(^_^;)っと言う事で今年もよろしくお願いしますねコメもしていきますよろしくお願いします(*≧∀≦*) (2017年1月1日 0時) (レス) id: 9031b8f468 (このIDを非表示/違反報告)
マコ(プロフ) - なんとスパナよ君ザンザス君の所有物を着替えさせるとかマジ許可とってからやろうな？後XBURNER完成するといいですなwっと言う事でこれからも更新頑張って下さいね(*≧∀≦*) (2016年12月31日 19時) (レス) id: 9031b8f468 (このIDを非表示/違反報告)
桜(プロフ) - マコさん» スパナもイタリアン人ですから、そこは配慮してると思います！ これからもよろしくお願いします！ (2016年12月31日 12時) (レス) id: 200393b397 (このIDを非表示/違反報告)
マコ(プロフ) - なんだとスパナよなーに手錠させてんの傷できんぞororoしてないよな(^_^;)っと言う事でこれからも更新頑張って下さいね(*≧∀≦*) (2016年12月30日 20時) (レス) id: 9031b8f468 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：桜
| 作成日時：2016年11月23日 18時
